関東甲信 明日19日にかけ山沿いを中心に大雪 風も強まる 朝の通勤通学にも影響か

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2025年03月18日 17:35  日本気象協会

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日本気象協会

関東甲信 明日19日にかけ山沿いを中心に大雪 風も強まる 朝の通勤通学にも影響か

関東甲信は、今日18日(火)夜から冷たい雨や雪。明日19日(水)にかけて山沿いを中心に大雪になりそう。風も強まり、交通機関に影響が出るおそれも。朝の通勤通学は、時間に余裕を持ってお出かけください。



●今夜から冷たい雨 山沿いでは大雪


新たに発生する低気圧が、明日19日(水)にかけて発達しながら本州の南岸を進むでしょう。関東甲信は、今日18日(火)夜から明日19日(水)にかけて冷たい雨や雪が降りそうです。上空には強い寒気が流れ込むため、局地的に雨雲や雪雲が発達。山沿いや山地を中心に大雪となり、平地でも積雪となる所があるでしょう。明日19日(水)の朝の通勤通学は、時間に余裕を持ってお出かけください。最高気温は10℃前後の所が多く、冬の寒さになりそうです。

広い範囲で雨や雪が降るのは、明日19日(水)朝までですが、気温が低い時間帯のため、内陸を中心に平地でも雪に変わるでしょう。うっすらと雪が積もるだけでも、交通への影響や凍結によるスリップ事故などに注意が必要です。雪が降らなくても、沿岸部を中心に風が強まるため、電車に遅れが出る可能性もあります。海上ではしけるでしょう。


●24時間降雪量・波・風の予想


【24時間降雪量(多い所)】
19日(水)午後6時まで
関東地方北部の山地 40センチ
関東地方北部の平地  8センチ
箱根から多摩地方や秩父地方にかけて 15センチ
関東地方南部の平地  1センチ
甲信地方      30センチ

【波の予想】
19日(水)
関東地方 5メートル うねりを伴う
伊豆諸島 6メートル うねりを伴う

【最大風速(最大瞬間風速)】
19日(水)
関東地方の海上 23メートル(35メートル)
伊豆諸島    20メートル(30メートル)
関東地方の陸上 18メートル(30メートル)

今日18日(火)夜遅くから19日(水)夕方にかけて、積雪や路面の凍結による交通障害に警戒、注意してください。また、ビニールハウスの倒壊、架線や電線、樹木への着雪やなだれにも注意が必要です。伊豆諸島と関東地方の海上では、19日(水)夜のはじめ頃まで高波に注意、警戒。暴風に警戒してください。


●雪道運転 万が一に備えての安心グッズ


道運転をする場合、立ち往生など万が一に備えて、次のものを用意しておくと安心です。
(1)防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの
暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。
(2)飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯
長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。
(3)ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン
バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。
(4)軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ
除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。

雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズをクルマに積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。ただし、気象情報や交通情報を確認し、大雪や猛吹雪が予想される場合は、外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。


●週末は20℃以上 内陸は初夏の陽気?


20日(木・春分の日)以降はしばらく晴れて、日ごとに気温が上がるでしょう。今週末は最高気温が広く20℃以上の予想で、東京都心は21℃と、ゴールデンウィーク頃の暖かさになりそうです。前橋では、25日(火)は夏日になるかもしれません。

この時期は、晴れる日ほど朝晩に気温がグッと下がり、日中との気温差が大きくなります。重ね着など、服装でうまく調節してください。また、ヒノキ花粉が飛び始めている所もあり、万全の花粉対策を心がけましょう。



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