グライムス、元パートナーのイーロン・マスクに子ども達をインターネットに露出しないよう懇願

　イーロン・マスクとの間に3人の子どもをもうけた歌手のグライムス。元パートナーのマスクに対し、子供たちをインターネットに露出しないよう懇願したと明らかにした。

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　PageSixによると、グライムスが現地時間3月13日にX（旧ツイッター）を更新し、「世間と子どもたちの父親に対し、彼らをオンラインから遠ざけるよう懇願してきたし、法的手段を講じることも試みた」とコメント。「若者たちがインターネットによって破壊されるのを見てきました。私の子ども達の生活が公開されている状況を深く懸念し、その解決策を毎日考えています」と綴り、「対処法がないなんて、酷すぎる」と辛い心情を吐露。

　「小さな子どもの生活を衆目に晒すことを、親が拒否できる法があればいいのにと思いますが、正直言って、今救いを求めても法が守ってくれるとは思えません」と続け、「我々は、情報コンテンツとプライバシー崩壊の黎明期にあり、非常に憂慮しています」と締めくくった。

　グライムスはマスクとの間に、4歳の息子エックス・アッシュ・エー・トゥエルブ（愛称X）と、3歳の娘エクサ・ダーク・サイディリール（のちにYと改名）、そして1歳の息子テクノ・メカニクスという3人の子供がいる。Xはこれまでもマスクとともにメディアに登場してきたが、先月はホワイトハウスの大統領執務室で行われた記者会見に、マスクとともに登場し、世界中から注目を集めた。

　彼女はこの時も、「このように公衆の前に出されるべきではない」とXにて声明を公開し、子ども達のプライバシーを尊重するよう求めていた。また、その後に受けたTime誌のインタビューでは、「私の子供の姿をあちこちに投稿するのを止めて欲しい。有名になるには、同意が必要だと思います」と述べ、「お願いすることしかできませんので、お願いしています」と話していたそうだ。

　なお彼女は、2023年に、マスクを相手取り、子どもたちとの「親子関係の確立」を求めてカリフォルニアの裁判所に訴えを起こしている。当時彼女は、子どもと会えない状況になっているとみられていた。