
「私が小学生の時に作ったこれ。子どもに渡す時が来た なぜかコレだけは捨てずに持っていたんだよな」
ぽんさん(ponpoko___29)の投稿に動画で映っていたのは、定規のようなも。子どもが右手でツールの本体をつかみ、左手で0がたくさん書かれた物差しのようなものを引っ張っています。
「これ」は、メートルからキロへ、デシリットルからリットルへ……小学校の時に算数で習い、多くの人がつまずく「単位の換算」がひと目でわかるツール。ぽんさんが、小学生の頃に作り、我が子に渡したという投稿がThreadsで話題に。3月17日時点で閲覧数は140万、「いいね」は1万7000を超えていました。ぽんさんに詳しく取材しました。
投稿には「私も作りました!けど作り方を忘れたので買いました」「ここにももってる人いるよ。2代目が使ってる」「高校生ですが、今も持ってます笑」との声がある一方で、「昭和生まれ界隈ですが見たことございませぬ…」「私は昭和で、初めましてのものですが(記憶にないだけ?)、うちの子持っています! 学校で作ったのかな…」「えぇ何これ!? 今の子どもにも必要では??」と認知度はさまざま。世代よりも地域や学校によって知ってるか知らないが分かれるようです。
|
|
一方で、ぽんさんが「これ」と呼ぶツールについては、「単位換算定規と検索したら出てきました!」「単位計算尺!!!」「『単位いっぱつ測り機』と呼んでいました!」「クラスでセンチミリミリ表って名前が付いてました笑」「うちの小学校?クラス?では 単位カンタロウって言ってた気がする」などのコメントがあり、呼び名は定まっていないのかもしれません……。
受け取ったお子さんのリアクションはどんなものだったのか。ぽんさんに聞きました。
「お母さんが小学生の時に作ったんだ。すごいね〜!」
ぽんさんが「これ」を作ったのは小学校3・4年生の頃で、かれこれ30年もの間、持ち続けていたと言います。
「主に算数の授業や宿題をする時に使っていました。先生には覚えるのが第一で、確認や調べたい時に使うように言われたと記憶しています」
ちなみに、作り方を教わった小学校で「これ」は、どう呼ばれていたのかたずねると「覚えてないです。すみません」とのこと。呼び名については謎が残ってしまいました。「単位換算定規」という商品名で売られている既製品もあるようです。
|
|
現在小学2年生で、今春に3年生を迎える子どもの反応については、「単位もメートルやリットル、『長さ』や『かさ』しかまだ勉強していませんので、まだこの凄さには気づいていない様子で、『へぇー、お母さんが小学生の時に作ったんだ。すごいね〜! ずっと持ってたんだ〜』とスライドさせて終わってしまいました。いつか、この凄さに気づいてもらい、『お母さん天才!』とでも言ってもらえたら嬉しいです。笑」。
「これ」の素晴らしさを知るには、単位換算に悩まされる苦い経験が必要なようで、今はまだ早かったのでしょう。薄いリアクションが少し切ないですが、母の偉大さを知る日はそんなに遠くないはずです!
投稿への大きな反響を受けて、ぽんさんは「これ」の制作過程を画像で紹介しており、「これ」に関心を持つ人に向けて、「簡単ですぐに作れますので、春休みにでもお子さんと一緒に作ってみてくださいね!」と背中を押します。
新3年生・新4年生を迎えるお子さんや、単位の換算に苦手意識を持ったまま進級してしまったお子さん、そして大人のみなさん、ぽんさんが投稿した画像などを見つつ、チャレンジしてみませんか。売っているものを買うと早いですが、作ってみるもの楽しく、また、理解が深まるかもしれません。
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・谷町 邦子)
|
|