奥深い奈良を知る旅ならこれだ！　県がモデルコース集を紹介したパンフレット発行

　旅の計画を立てる時、観光地巡りはもちろんだが、郷土料理や地酒、温泉やアートなど、さまざまな目的に沿ったプランを作るのはなかなか手間がかかる。奈良県は、モデルコース集「自慢したくなる、奈良5つの旅」を、このほど公開した。大仏や阿修羅や鹿など“定番の奈良”ではなく、「こんな奈良、知らなかった」「見方を変えたら、新たな発見が」というコンテンツを目指した。

　プランの一つは「口福美食の奈良」。極上レストランから唯一無二のオーベルジュまで、「食」で巡る奈良上級旅3日間。奈良で作り続けられている「大和野菜」や郷土料理「飛鳥鍋」、飛鳥時代の食材を使った朝食など、奥深いグルメを堪能できる。プラン「清酒発祥の地・奈良で蔵元巡り」は、4つの歴史的町並み散策と美酒に酔う3日間の旅。「体験三昧で深化する奈良の旅」は、世界遺産の法隆寺・春日大社を深く知り、伝統やアートも体感する3日間が楽しめる。ほかにも「パワスポ×薬膳・薬湯で心身リフレッシュ！」、「修験道の聖地、世界遺産『吉野・大峯』へ」など、好みに応じて多様なコンテンツで作られたコースが紹介されている。

　紙版の配布場所は奈良県観光局、奈良県ビジターズビューロー、県内市町村観光担当課、県内市町村関連観光協会、県出先機関の一部(奈良まほろば館含む)など。ウェブサイトのデジタルガイドブックで見ることもできる。

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