
この日、10歳になる柴犬の男の子、七郎(しちろう)くんとお散歩に出かけたスナナ(@sunaten1529)さん。いつものコースを歩いていたところ、予想外の状況に遭遇した。
「柴犬 vs 柴犬」とつぶやき、X(旧Twitter)に投稿された写真に写っていたのは、スナナさんちの柴犬、七郎くんと、予想外のポーズで七郎くんを凝視している、もう1匹の柴犬さん!
クセが強過ぎる「柴犬 vs 柴犬」の様子に多くの反響が寄せられた。
クセが強い「柴犬 vs 柴犬」
「居るね〜」
「めっちゃ見てる」
「ポケモン視点」
「相手の犬のクセがすごい」
「柴犬を見るとき柴犬もまたこちらを見ているのだ」
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クセが強いポーズでこちらを凝視していた相手の柴犬さんについて、「最初寝てたんですけど、うちの犬が通りがかった瞬間臨戦態勢に」と、投稿していたスナナさん。
果たして、クセが強過ぎる「柴犬 vs 柴犬」の結末はどうなったのか!?スナナさんにお話を聞いた。
「番犬」のお仕事中でした
ーー相手の柴犬さんにはこの日初めて遭遇されたのですか?
「ここはいつもの散歩コースにある場所なのですが、相手の柴犬さんはいつも天気の良い日の朝方からお昼頃にかけてここの番犬をしているようで、名前はわからないのですが、通りがかるたびに吠えられてます(笑)」
ーーまさに「番犬」のお仕事をしている柴犬さんなのですね。
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「確かに相手の柴犬さんは吠えまくってましたね〜。写真を撮った時はたまたま吠えるのが止んだ瞬間でした。対するうちの七郎くんは吠え返しもせずに、相手の柴犬さんを見つめてました。もしかしたらにらめっこをしていたのかもしれないです」
ーー撮影後、「柴犬 VS 柴犬」の対決はどうなったのでしょうか?
「にらみ合ったまま拉致があかなかったので、七郎くんを引きずって散歩に戻りました。七郎くんは限界までガンを飛ばし、相手の柴犬さんも限界までにらみつけてました…」
◇ ◇
番犬や猟犬として活躍した歴史を持つ孤高の和犬、「柴犬」。
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最近は陽気で人懐っこい性格の柴犬も増えたが、信頼する飼い主とも微妙な距離感(柴距離)を大事にする昔気質の「武士」タイプも多い。
そのため、初対面の柴犬同士が出会うと、「見合った後に吠え合い合戦が始まる」ことも多いという。
そんな「ザ柴犬魂」で番犬の仕事をがんばっていた相手の柴犬さんと、黙って相手の仕事ぶりをガン見していた七郎くん。
「七郎くんも柴犬らしく、ひたすら我が強くて太々しく仏頂面、自分が気に入らなければ暴力(噛み)で解決しようとしてくる困ったタイプなのですが、それでもお手、おかわりはちゃんとしてくれるし、ごはんの時は『待て』も出来ますし、たまに見せてくれる笑顔も可愛いです」(スナナさん)
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・はやかわ リュウ)