
写真 「コーチ(COACH)」などを擁する米タペストリー(Tapestry)が、自社製品の偽造品が販売されているとして「シーイン(SHEIN)」を提訴したと、複数の海外メディアが報じた。
同社は3月13日、シーインが商標権侵害、偽造、不正競争行為を行った疑いを指摘した訴状を米国カリフォルニア州中央地区連邦地方裁判所に提出。シーインがコーチ製品と実質的に区別がつかない、または紛らわしいほど類似している商標を付した製品を販売し、顧客が本物を購入していると信じ込むことを狙ったと訴えている。タペストリーは訴状の中で、権利を侵害する全商品の回収、廃棄を要求。また、偽造品販売によって得た利益の返還のほか、弁護士費用を含む金銭的損害賠償を求めているという。
Copyright(C) 2025 FASHIONSNAP 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。