
金属の加工や製造・販売などを行うJX金属はきょう、東京証券取引所に上場しました。上場をきっかけに従来の主力事業から半導体材料事業への転換を加速させる方針です。
きょう、東京証券取引所のプライム市場に上場したのは、ENEOSホールディングスの子会社だったJX金属です。
初値は1株843円となり、売り出し価格の820円をおよそ3%(2.8%)上回りました。
初値に基づく時価総額はおよそ7826億円となり、注目の上場となりました。
JX金属は半導体製造に使う材料の世界シェア6割をもち、上場をきっかけに従来の主力事業から半導体材料事業への転換を加速させる方針です。
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2024年度の上場では、去年10月の東京メトロの約9470億円や、12月の半導体大手キオクシアホールディングスの約7500億円に並ぶ大型案件となります。