帰宅したら、なぜか家の中にいるはずの愛犬が外でお出迎え。家の中もとんでもないことになっていた……! 大型ワンコの衝撃行動をおさめた動画がInstagramに投稿されました。動画は記事執筆時点で、合計599万回以上再生されています。
家の中にいたはずなのに、なぜか門扉の前で飼い主さんの帰りを待っていたのはボクサー(アメリカンボクサー)の「パワ子」ちゃん。ボクサーはドイツを原産国とする中〜大型のワンコで、家庭犬のほか、警察犬や軍用犬としても活躍しています。
●愛犬による想定外のお出迎え
車の運転席からパワ子ちゃんの姿を見つけ、頭の中が驚きと混乱でいっぱいになってしまった飼い主さん。混乱したまま家の中に入ると……玄関は木くずや靴などさまざまなものが散らばり、惨劇という言葉がぴったりな状況になっていました。
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あまりの状態に「嘘でしょ……」と言葉を失いつつ、とりあえず現場の検証をはじめた飼い主さん。どうやらパワ子ちゃんは器用にボタンで開錠するタイプのドアを開け、重たい扉も自分の力で開き、家の外に出てしまったようです。
言葉を失ったまま室内の様子も確認してみると、意外なことに室内はあまり荒らされていませんでした。この状況から考えると、パワ子ちゃんの狙いは「外に出ること」の一点だったようです。
パワ子ちゃんが玄関を開けられることに一種の感動を覚えつつ、さてこれからどうしようと頭を悩ませる飼い主さんなのでした。
●飼い主さんの推測は……
飼い主さんによると、この日のパワ子ちゃんは少々お疲れな様子だったそうです。お昼の移動中に家に連れ帰ったところ寝てしまったため、飼い主さんはそのままトレーナーの仕事に向かったのだとか。
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飼い主さんの推測によると、その後パワ子ちゃんは目を覚ましたものの、飼い主さんがいないことに気付いて「楽しいところに行っているに違いない、追いかけないと!」と思ってしまったのが今回の問題行動が起きた原因ではないか、とのこと。飼い主さんは犬のトレーナーであり、普段からパワ子ちゃんのしつけをしていますが、ボタンで開ける玄関を突破するとは想定していなかったそうです。
幸いなことに今回誤飲や誤食はなかったものの、このように大型犬は予想外の行動をすることがあるため、「一緒に暮らす際には覚悟が必要」だと語る飼い主さん。再発防止のために玄関のボタンを2回押さないと開かないように変更するなど、さまざまな対策を行っているそうです。
●「名のごとくパワーですね」「ボクサーあるあるですね〜」の声
投稿には「名のごとくパワーですね」「ボクサーあるあるですね〜」「ドア開いてるけど泥棒は……入れなさそうw」「大型犬はとにかくやることはすごいですよね」「本当に大変申し訳ないのですが何回見ても笑っちゃいます」「いやぁすごいパワー お見事としか 唖然ですね 本当に門扉閉まっててよかった」といった、たくさんのコメントが寄せられています。
とってもパワフルなパワ子ちゃんの日常は、飼い主さんのInstagramで公開中。飼い主さんがこの後どんな対策を取ったのか、気になる人は遊びに行ってみるとよさそうです。
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画像提供:パワ子/犬の先生/犬と人の学校NOLEさん
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