
アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会は19日、金融政策を決める会合を開き、4.5%を上限としている現在の政策金利を据え置くことを決めました。2会合連続での利下げ見送りです。
また、FRBは今年、2025年のうちに0.25%の利下げを2回行うという見通しを示し、去年12月に示した前回の見通しを維持しました。
2025年の10月から12月の実質経済成長率の見通しについてはプラス1.7%とし、0.4ポイント下方修正した一方、インフレ目標の指標としているPCE=個人消費支出の見通しはプラス2.7%として、0.2ポイント上方修正しています。