日本人対決実現の女子CL準々決勝第1戦はマンCに軍配…チェルシーの無敗記録はストップ

　女子チャンピオンズリーグ（WCL）準々決勝のファーストレグが19日に行われ、マンチェスター・シティ・ウィメンズとチェルシー・ウィメンが対戦した。

　15日に行われたFA女子リーグカップ決勝は2−1でチェルシーに軍配が上がっていた両者の対決は女子CL準々決勝でも実現。15日の試合で豪快な一撃を決めていたFW藤野あおばは負傷で欠場となったが、マンチェスター・シティではMF長谷川唯とGK山下杏也加が先発に名を連ねた一方、チェルシーに所属するFW浜野まいかはベンチスタートとなった。

　試合はスコアレスで前半を折り返すと、60分に後半開始から途中出場していたフィフィアネ・ミデマーがこぼれ球を押し込んでマンチェスター・シティが先制すると、89分にもミデマーが追加点を挙げ、2−0で先勝を収めた。なお、長谷川と山下はフル出場して勝利に貢献したほか、浜野は73分から途中出場を果たしていた。

　また、この結果、データサイト『OPTA』によると、チェルシーは試合開始前時点で公式戦31試合無敗（29勝2分け）を継続しており、この試合で敗れなければ、ウィメンズ・スーパーリーグ（WSL／イングランド女子1部リーグ）に所属するチームによる無敗記録の最長記録を更新するところだったが、リーグカップ決勝のリベンジを達成したマンチェスター・シティがこの記録を止めることにも成功している。

　準決勝進出をかけたセカンドレグは27日、チェルシーの本拠地『スタンフォード・ブリッジ』で開催される。


【ハイライト動画】マンチェスター・シティ・ウィメンズvsチェルシー・ウィメン