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<カーリング世界選手権:日本3−4トルコ>◇20日◇韓国・議政府(ウィジョンブ)◇女子1次リーグ
【議政府(韓国)=飯岡大暉】世界ランキング5位の日本代表「フォルティウス」が6敗目を喫した。9戦目で、8連敗中のトルコ(同11位)に3−4で敗れ、3勝6敗。
26年ミラノ・コルティナオリンピック(五輪)の出場枠獲得に向け、決勝トーナメント(T)進出を目指すが、突破の“ボーダーライン”に到達した。
前日の8戦目スコットランド戦での5−6で逆転負けに続き、連敗を喫した。チームの雰囲気を変えるため、セカンド小谷優奈に代えて、リザーブ小林未奈(22)を初起用したが、実らなかった。
第3エンド(E)に2点を先制したが、第7、8Eに連続でスチールを許す。後攻の第9Eには、両者無得点のブランクエンドを狙ったが、スキップ吉村紗也香(33)の最終投がその場にとどまり1点。3−3の同点となり、不利な先攻で第10Eを迎え、最後に突き放された。
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13チーム中6チームが進出する決勝Tを目指すが、7勝5敗が目安。前回大会でデンマークが6勝6敗で進出した例はあるが、同じく6勝6敗の米国は予選敗退している。
午後7時から同2位カナダとの2戦に臨む。もう1敗も許されない。
◆26年ミラノ・コルティナ五輪への道 国別出場枠は10。24、25年世界選手権の順位に応じたポイント順で上位7カ国(開催国イタリア除く)が枠を獲得。過去に同方式で7番目に枠をつかんだ国は14年ソチ大会が9点、18年平昌大会が12点。24年はSC軽井沢クが11位(3点)のため、フォルティウスが今大会4位(11点)以上に入れば枠獲得の可能性が高まる。枠獲得を逃した場合、12月の五輪世界最終予選で残りの2枠を争う。今大会の結果にかかわらず9月に代表候補決定戦(北海道・稚内)が行われ、25年日本選手権を制したフォルティウス、昨年王者のSC軽井沢ク、世界ランク最上位のロコ・ソラーレの3チームが争う。
◆女子世界選手権の大会方式 出場13チームが総当たりの予選リーグを行う。上位6チームが決勝トーナメントへ。1、2位は準決勝にストレートで進出し、3〜6位はプレーオフに回る。3位−6位の勝者は準決勝で2位と対戦、4位−5位の勝者は1位に挑む。決勝は23日に行われる。
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