ラミ・マレック、新作で“素人スパイ”役に挑戦! 『007』ジェームズ・ボンドとの違いを語る

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2025年03月20日 13:40  クランクイン!

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ラミ・マレック 映画『アマチュア』場面写真  (C)2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.
 映画『ボヘミアン・ラプソディ』のラミ・マレックが主演を務める映画『アマチュア』が4月11日に公開される。本作は、20世紀スタジオが贈るアクション満載のスパイ・スリラー。本作で、前代未聞の素人スパイ、チャーリー・ヘラー役を務めるラミは、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』で主人公ジェームズ・ボンドを追い詰めるテロリスト、サフィンを演じていた。そんなジェームズ・ボンドを知り尽くすラミは、チャーリーとボンドとの大きな違いを語っている。

【写真】『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』で悪役を演じたラミ・マレック

 本作の主人公は、愛する妻と平穏な日々を過ごすCIA分析官チャーリー・ヘラー。しかし、ロンドン出張中の妻がテロリストによって命を奪われたことで、すべてが変わる。「妻を殺した奴を見つけて、自らの手で裁きを下す」と最愛の妻を殺したテロリストたちへの復讐を決意し、チャーリーはCIAの上官ヘンダーソン大佐に特殊スパイとしてのトレーニングを志願。チャーリーはCIAにすら予測不能な“彼ならではの方法”で、ヨーロッパ各地に潜むテロリストたちを追い詰めていくが、その裏には驚くべき陰謀が隠されていた…。

 主演を務めるのは、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』でジェームズ・ボンドシリーズ屈指の冷酷な悪役サフィンを演じ話題を呼んだラミ。世界的なエージェントのジェームズ・ボンドを宿敵役として対峙(たいじ)し、その強さと魅力を知り尽くすラミは「ジェームズ・ボンドには“殺しのライセンス”があるがチャーリーにはありません。ボンドだけでなく、これまでのスパイ映画のヒーローたちはみんな超人的な存在でした。なので本作では一味違う、普通の人々が共感できるスパイを作れないかと考えました」と本作で自身が演じるアマチュアスパイのチャーリーとジェームズ・ボンドとの違いと、演じる上でのこだわりについて語った。

 ラミの演じるチャーリーは分析官としては優秀なものの戦闘能力や特殊任務の経験はなく、スパイとしては“アマチュア(素人)”。類まれなる戦闘センスと豊富な現場経験を持ち合わせたジェームズ・ボンドとは違う、まったく新しいエージェント。一流のエージェントのジェームズ・ボンドは外向的で洗練されたプレイボーイである一方、チャーリーは内向的な性格で、愛する妻と平和で穏やかな日々を送るごく平凡な男だ。

 「彼の葛藤は、愛を失ったとき人は悲しむのか、復讐に向かうのかを問いかけます。彼の行動は怒りだけでなく、誠実さと正義感に根ざしているからこそ観客は共感できます。感情を抑えきれずに動く人間臭さこそが、彼をヒーローへと導くのです」とラミが語るように、チャーリーはどんな任務も冷静沈着にこなすボンドとは対照的に、愛する妻を殺された復讐心を原動力に無謀な復讐に挑む。

 これまでのスパイ達と一味違う、誰もが共感できる人間臭いアマチュアスパイがたった一人で挑む巨大な敵への復讐劇への期待が高まる。

 映画『アマチュア』は、4月11日より全国公開。
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