NGT48三村妃乃「好きという気持ちが大切」バスケB3新潟下部組織コーチ杉本彩さん取材

＜NGT48スポーツコラム＞

NGT48のメンバーが新潟のアスリートやスポーツ関係者を取材する連載コラム「NGT48スポーツコラム」。今回は三村妃乃（22）が新潟アルビレックスBBの下部組織、スクールのコーチを務める杉本彩さんを取材しました。

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コート中にバスケットボールが弾む音が響く中で、子どもたちに囲まれる女性がいた。新潟アルビレックスBBのスクールコーチ、杉本彩さん。長岡市出身で専門学校卒業後にスクールコーチになり12年目。

お母さんの影響でバスケとともに育ってきた。自身が子どものころから練習場に遊びについて行き、バスケットボールに触れていた。今ではそんな子どもたちを指導する立場だ。

動画サイトでなんでも参考にできる時代。それでもスクールに通う子どもに、「理解してもらうために、わかりやすい言葉で伝えることを意識しています」。よく使うのは例えや擬音などの比喩表現。そして、アルビBBの選手がやること、やらないことを例にする。トップチームのあるスクールで、身近に試合を見られる環境があるからこその指導方法。杉本さん自身も、ホームゲームを見て勉強するそうだ。

この12年間でうれしかった出来事の1つは「園児から教えていたスクール生が、中学生になって全国大会に出ていた。それを見て親のような気持ちになった」こと。「大きくなったなと思いました」と笑みを見せる。長年同じ場所で務めているからこそ得られる感動がある。

子どもたちはみんなバスケが好きで集まってくる。それは、杉本さんも同じ。「自分の好きなことでみんなに楽しんでほしいです」。何かを長く続けるためには「好き」という気持ちが何よりも大切なのかもしれない。（NGT48　三村妃乃）

◆三村妃乃（みむら・ひの）2002年（平14）6月15日生まれ、埼玉県出身。18年6月にNGT48の2期生として加入。22年、初舞台「わたしがピアスをあけたLaLa…」で主演を務めた。AKB48グループ歌唱力No・1決定戦決勝大会では第2回と昨年の第6回が3位。23年の第5回は清司麗菜、新井りりの（引退）と組んで出場したユニット戦で優勝した。趣味はミュージカル鑑賞、コスプレ、イラストを描くこと。血液型O。