「ジブリの立体造型物展」メインビジュアル (c)1988 Hayao Miyazaki/Studio Ghibliスタジオジブリ作品の魅力に迫る展覧会「ジブリの立体造型物展」が、5月27日から9月23日までの期間、東京・天王洲にある寺田倉庫 B&C HALLのE HALLで開催される。
【大きな画像をもっと見る】80を超える国や地域で公開された映画「君たちはどう生きるか」をはじめ、北米、欧州、アジアなど世界中で観られているスタジオジブリ作品。展覧会では、「海を渡った熱風」をテーマに、作品を愛し、長い時間をかけて届けようとしてくれた海外のパートナーたちの尽力を辿りながら、映画の名場面を立体造型物で紹介していく。「となりのトトロ」「千と千尋の神隠し」「ハウルの動く城」「平成狸合戦ぽんぽこ」「耳をすませば」などの立体造形物のほか、「紅の豚」に登場するサボイアS.21 試作戦闘飛行艇をラインナップ。サボイアS.21 試作戦闘飛行艇は、特撮界のエキスパート・伊原弘が中心となり、“もしも本当にあったら”という想定で表現される。
また展覧会のテーマに合わせ、2002年の短編アニメーション映画「空想の空とぶ機械達」を特別上映。同作は宮崎駿監督がかつて東京・三鷹の森ジブリ美術館の企画展示用に制作した短編映画で、大空に憧れた人々が空想した“空とぶ機械達”が描かれる。
チケットには、日時指定予約制の通常チケットと、6月27日から9月23 日までを対象期間とした特典付きチケットに加え、三鷹の森ジブリ美術館の6月入場分チケットと、会期中好きな日時に入場できる「ジブリの立体造型物展」のチケットとのセット券が用意された。特典付きチケット1枚につき、展覧会場に隣接する水上施設・T LOTUS Mで、2年前に「金曜ロードショーとジブリ展」で販売され話題となった特製ラーメン「あのハム入りラーメン」が1杯味わえる。ローソンチケットおよび日テレゼロチケでは、3月22日12時に通常チケットと特典付きチケットを販売開始。セット券は、5月10日10時よりローソンチケットで取り扱われる。
さらに東京・グランドプリンスホテル新高輪と品川プリンスホテル、PETALS TOKYOでは、滞在期間中、時間の指定なく入場可能な「ジブリの立体造型物展」のチケット付きの宿泊プランが登場。それぞれ3月22日12時に販売され、料金は予約サイトで知らされる。
なおスタジオジブリの立体造型物展は、2003年に始まった同スタジオの展覧会の原点とも言えるもの。それが進化を遂げ、今回22年ぶりに東京に帰ってくることとなる。
■ 「ジブリの立体造型物展」
期間:2025年5月27日(火)〜 9月23日(火・祝)
時間:9:30〜20:00 ※最終入場19:00 、5月27日(火)は15:00開館
会場:東京都 寺田倉庫 B&C HALL E HALL
料金:通常チケット 大人1900円、中・高校生1600円、小学生1200円、特典付きチケット 大人2900円、中・高校生2600円、小学生2200円、三鷹の森ジブリ美術館セット券 大人2900円、中・高校生2300円、小学生1600円、幼児(4歳以上)100円