1,300万円の借金、8年の浮気…江原啓之「何か変だぞ？」夫婦関係に悩む相談者に愛の喝！

スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
3月16日（日）の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。

江原啓之

＜リスナーからの相談＞
主人の浮気が発覚しました。8年付き合って、その女性と遊ぶために1,300万円もの借金を作っていました。現在は女性と別れ、弁護士さんに相談しながら、コツコツと借金を返しているようです。

8年の間、家庭を顧みず、1年中、出かけていた主人に愛想がつき、「お給料を入れてくれるのだからそれでもう良いや」と諦めていましたが、さすがにこれほどの借金をしているのを知ると、もう一緒には暮らせないと思ってしまいました。

しかし、江原さんのいろいろなお話を聞き、「私が良くなかったから主人も浮気をしたのではないか」と思うようになりました。最後まで添い遂げることが私の人生の修行でもあるのではないか？ そう思う一方で、ケリを付けて一歩前に進むことが大切なんじゃないか？ とも思います。

主人は、根は優しい人で、私のような気の強い女とじゃなければ幸せに暮らしていけたのでは？ 別れてあげたほうが彼のためなのではないか？ とも思ってしまい、結局のところどうすれば良いのか全くわからなくなってしまいました。客観的に見てどう思われるのか、アドバイスをいただけたらと思います。

＜江原からの回答＞
あなたは、自分のことを「気の強い女」とおっしゃっているけれど、私にはそう思えません。本当に気が強い女であったならば、とっくにお1人になっていると思うんですよ。あなたは実は弱い人で、どこかでご主人に依存していたり、「自分1人では生きていけないな」という負の意識があったりして、言い訳を作っているように思うんです。

これに関しては、どっちでも良いのではないでしょうか。要するに、好きにしてください。分析してしまうと、あなたはあなたで、割と冷たい人だなと思います。「自分のことだけ見ているんだろうな」と。

夫が8年も浮気をしていて、1,300万円の借金を作っていたということを、よく軽く捉えていられるなと、不思議に思えるんです。もっとあなたが夫に対して向き合って構っていてあげれば、こういうことにはならないのではないかな、と。愛がないのでしょうね。愛があったら、こんなにクールに受け止められない。嫉妬や葛藤をするはずなんです。きれいなものではないですが、嫉妬は愛の裏返しなんですよ。

この先、夫と一生添い遂げても別に悪くはないとは思いますが、向き合わないと一緒にいる意味がないと思うんです。自分で勝手に「これが楽だから」と美化しないほうが良い。

もし、ご主人と一緒にやっていくなら、本当にやり“直”さないと。共に生きるということを、ちゃんと同じ方向を見つめていかないと、ただ寂しいだけの人生になってしまいます。お互いに物質的に依存しあって生きているだけです。「共にいれば便利だろう」「共にいればお金も楽だろう」、それだけで生きている。本人たちが良ければ、別にそれはそれで良い。他人がとやかく言うことではないと私は思うので、「ご自由にどうぞ」と思います。

ただ「客観的に見たらどう思うか」と質問されていたので、「何か変だぞ？」と、一言申し上げさせていただきました。

奥迫協子、江原啓之

●江原啓之　今夜の格言
「なんとなく躓いている皆さん。自分に嘘をついて生きていませんか？」

＜番組概要＞
番組名：Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時：TOKYO FM／FM 大阪 毎週日曜 22:00〜22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30〜12:55
出演者：江原啓之、奥迫協子

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