2025年F1第2戦中国GP 角田裕毅(レーシングブルズ) 2025年F1中国GPの土曜、レーシングブルズの角田裕毅はスプリントで6位、予選では9番手を獲得した。
スプリントでは、8番グリッドから1周目に6番手に上がり、全19周を通して後ろのアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)からプッシュし続けられながら、ポジションを守り切り、6位で今季初入賞を果たし、3ポイントを持ち帰った。
予選ではQ1、Q2をトップ5圏内で余裕で通過。Q3では、ユーズドソフトで行った最初のアタックで暫定9番手。フレッシュタイヤでの最後のアタックでは、セクター2までは自己ベストをつなげていたものの、ターン13でコースオフを喫し、そのラップを断念することになった。
■角田裕毅(ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズ・フォーミュラ1チーム)スプリント 6位(8番グリッド/タイヤ:ミディアム)予選 9番手(Q1=3番手1分31秒238:ソフトタイヤ/Q2=5番手1分31秒260:ソフトタイヤ/Q3=9番手1分31秒638:ソフトタイヤ)
「今日のスプリントレースは力強く戦えました。決して楽ではありませんでしたが、全体を通してペースが良かったことをうれしく思っています」
「かなり厳しいレースになると思っていましたが、うまくポジションを維持し、トップチームのマシンを後ろに抑え切ることができました」
「本当に楽しかったです。終盤はタイヤのデグラデーションが予想外にひどかったものの、マシンのパフォーマンスを最大限に引き出し、3ポイントをつかむことができてうれしかったです。先週は大量のポイントを失っただけに、よかったと思います」
「予選については、2台ともが上位争いに加わることができ、とても素晴らしいパフォーマンスを見せることができたので満足しています」
「現場に来ているスタッフとファクトリーのメンバーが、計り知れない努力を費やし、素晴らしい仕事をしてくれたおかげです」
「僕自身について言うと、Q3で苦戦し、少しミスをしました。ターン13でコースオフしてしまい、そのラップを走り切ることができませんでした。それまでは良いラップだったのですが」
「アイザック(・ハジャー)もとても良い仕事をしました。本当に力強く立ち直ったと思います」
「僕たちは間違いなく戦いに加わっています。やるべきことは、戦略を使ってうまくレースをまとめることだけです。明日は2台揃って入賞する可能性があると思います」
[オートスポーツweb 2025年03月22日]