
このような事態を受けて、内閣府はノロウイルスの注意点や対処法を発信。消費者へ向けて注意を促した。
「ノロウイルスによる食中毒が多発しています」内閣府が注意喚起
内閣府は「ノロウイルスによる食中毒が多発しています。感染したヒトからの食品の二次汚染の事例が多く報告されています」とコメントして、ノロウイルスの症状や対処法をまとめた画像を公開した。ノロウイルスによる食中毒や感染性胃腸炎は、特に冬に多いとされているが、1年を通して発生している。
わずかな量でも手指や食品を介して口から感染(経口感染)し、下痢、おう吐、吐き気、腹痛などの症状を引き起こす。また一度感染した人でも再び感染する可能性があり、特に免疫が低下している子どもや高齢者などは、感染すると重症化しやすい。
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ノロウイルスへの対策法は?
また内閣府は「食中毒を防ぐ基本は『手洗い』です!また調理器具を清潔にすることも忘れずに。また、食品の中心部分を85℃〜90℃で90秒間以上加熱しましょう」とつづり、消費者に対して警鐘を鳴らした。SNSユーザーからも「気をつけたい」などの声が見られた。現在も感染する人が多くなっているノロウイルス。寒暖差が激しく、免疫力が低下しやすいこの季節だからこそ、しっかりと手洗いを行い予防に努めたい。
<参考>
内閣府食品安全委員会事務局 広報 公式X
内閣府食品安全委員会 「ノロウイルスによる食中毒にご注意ください」
※コメントは原文ママ
(文:All About 編集部)