【卓球】平野美宇&張本美和に共通のマインド「ランキングは数字」「最後の1本で勝てばいい」

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2025年03月22日 23:01  日刊スポーツ

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神奈川対日本生命 日本生命に勝利し決勝進出を決め、ベンチで喜ぶ神奈川の選手たち。左から木原、張本、長崎(撮影・鈴木みどり)

<卓球Tリーグ:木下アビエル神奈川3−1日本生命レッドエルフ>◇22日◇東京・代々木第2体育館◇プレーオフ女子準決勝



レギュラーシーズン2位の神奈川が同3位の日本生命を3−1で下し、23日の決勝へ進出した。ともにパリ五輪代表の張本美和、平野美宇がチームをけん引。2季ぶり2度目の優勝へ王手をかけた。


オリンピアンの2人は攻めの姿勢を貫いた。張本は0−1で迎えた第2試合に臨み、第2ゲーム(G)で3度もゲームポイントを握られながら17−15で奪取。世界ランク6位の16歳は「ランキングはただの数字。常に試合になると向かっていく気持ちを忘れずに取り組んでいる」と粘り強くプレーし、このゲームを3−1でものにした。


第3試合に登場した平野も果敢に攻撃。第2G途中から13連続得点を挙げ、3−1で勝ち切った。「向かってこられることが多いけど、誤差で勝負は決まる。3−2でもいいし、最後の1本で勝てばいい。自分が向かっていくことが大事」と胸に刻んでいる。


レギュラーシーズン1位の日本ペイントとの決勝へも「向かっていく気持ちを忘れずに戦いたい」と誓った。

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