いよいよ「桜」開花へカウントダウン。身近な「桜」とお花見の話【お天気タイムマシン】

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2025年03月23日 12:09  TBS NEWS DIG

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TBS NEWS DIG

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TBSテレビお昼の情報番組「ひるおび」でおなじみの気象予報士・森朗さんと、天気に関するあらゆる情報をお届けする「お天気タイムマシン」。
今回のテーマは今年の桜はいつ開花?さらに意外と身近なところにあった「桜」に注目してみました。(アーカイブマネジメント部 萩原喬子)

【写真を見る】1928年(昭和3年)、東京・飛鳥山の花見の風景など

日本人にとって身近な「さくら」。お財布を開けば…

日本の国花である「菊」と「桜」。身近なところに「桜」があります。
それはお財布に入っている紙幣と硬貨。よく見ると新紙幣の1000円札と1万円札には「山桜」、100円硬貨には「桜花」が印字・刻印されています。

さらにラグビー日本代表のユニフォームや東京2020五輪のトーチ、さくら銀行(現三井住友銀行)のロゴなど桜を模した物がいろいろあります。

“さくら”と言えばお花見。一番古い映像は…?

TBSのアーカイブに残る一番古いお花見の映像は1928年(昭和3年)の東京・飛鳥山の映像です。

現在と変わらず、咲き誇る桜の下を散歩する様子や三味線の伴奏で歌を歌ったり、宴会をする様子が映っていました。

また好天に恵まれた1949年(昭和24年)4月17日。東京・大田区の多摩川沿いは終日花見客でごった返していました。多摩川園駅前広場は混雑し、満開の桜の下で所狭しと宴会が繰り広げられていました。さらに酔っ払って桜の木に抱きつきながら眠る男性、その男性を見る花見客などで大賑わいでした。

桜の開花は年々早くなっている?

桜の花見の映像を見てみるとその多くが4月中旬頃。桜の開花時期は年々早くなっているのでしょうか?

気象予報士 森朗氏:
地球温暖化の影響で年々早くなっています。10年ごとに過去の開花日を見てみると2、3日くらい早くなっています。さらに高齢の桜の木ほど早く花が咲くという話もあります。その理由は若い木は幹や枝葉を育てるのに栄養が必要ですが、高齢の木は育っているため、栄養を開花に集中させることが出来るからだそうです。

桜はいつ咲く?今年の開花予想は?

堅いつぼみがほころんできて…そろそろ咲くかな?花をよく見るとわかりますよ。

気象予報士 森朗氏:
桜の花は花芽(かが)という部分からつぼみが出ると3〜4日で開花すると言われています。その間に、花柄(かへい)という部分がどんどん伸びていきます。この花柄が伸びると開花直前と言われています。

気象予報士 森朗氏:
今年の東京の開花予想は3月23日。咲き始めから満開までだいたい1週間くらいですが、今年は暖かくなりそうなので満開までは早いかもしれません。花柄が伸びているかご近所の桜で観察してみるのも良いかもしれませんね。

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