辛坊治郎氏、泉房穂氏が立候補表明の参院選兵庫を分析「国民民主との相性はあまり良くないはず」

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2025年03月24日 16:46  日刊スポーツ

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辛坊治郎氏(2020年12月撮影)

キャスター辛坊治郎氏が、24日放送のニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月〜木曜午後3時半)に生出演。元兵庫県明石市長の泉房穂氏(61)が同日、今夏の参院選兵庫選挙区(改選数3)に無所属で立候補することを表明したことについて解説した。


泉氏は同日、神戸市内で会見し立候補を表明。立憲民主党と国民民主党が支援する方向で調整している。同選挙区では、現職で自民党が元法務政務官加田裕之氏(54)、公明党が元農林水産政務官高橋光男氏(48)を擁立する方針で、参政党の新人で建築事務所代表藤原誠也氏(36)も立候補を表明している。


辛坊氏は「私のピンチヒッターでも何回かお世話になりました泉房穂さんがついに立候補される、ということで今日、正式表明」と紹介。「あれ、この間ゲストに呼んでもらった番組どうするんだろう、とスタッフに言ったら『もう先週終わってます』って。もともと泉房穂さんの週1の番組は、(プロ野球)ナイターのオフシーズンの番組だったので、4月からは基本的になくなる」と、前週まで泉氏が同局でレギュラー出演した冠番組「泉房穂の情熱ラジオ」について振り返り「だからか、今週出馬表明したのは。レギュラー番組が終わったから、それはあるな、タイミング的に」とイジった。


続けて、定数6の兵庫選挙区で、3年ごとの改選で争う3議席に現状、泉氏以外で現職2人と新人1人の名が上がっていることを解説。「あれ、現職もう1人いるはずじゃ?と思うわけですよ。その現職が実は、清水貴之さんという人で、この人は去年の例の兵庫県知事選挙に参院から鞍替え立候補して、3番手かな、落ちたんです。落選したんです」と説明した。辛坊氏は「清水貴之さんが維新なんですね。すでに立候補表明した方の中に維新がないのはそういう事情で、維新の現職が兵庫県知事選に立候補して落選しちゃっているので、ちょっと常識的には『もういっぺん、落ちましたから参議院選挙出ます』は、慣例的にも言いにくいんですよ。1回ぐらい他の選挙に出てからとか、ワンクッションしないと、『君、去年自分で辞めたやつにまた出るわけ?』『ばかにしてんのか、兵庫選挙区を』って、そういう目線で捉えられないとも限らない。だから維新は別の人を立ててくるかな」との私見を示した。


さらに「立憲も名前が上がってないですよね」と切り出すと、「可能性としては、立憲が泉房穂さんに乗る可能性はあると思います」と言及。「泉房穂さんという人は、師匠が石井紘基さんという方で、この番組来た時も長々と語ってらっしゃいましたが、石井紘基さんという国会議員を大変尊敬して、自分は政治を目指した、という話があって。石井紘基さんは20年以上前に殺されているんです。当時、民主党国会議員ですよ。民主党はその後、分解したりして、いろんなところ、立憲であるとか国民(民主)に分かれましたけど」と経緯を説明すると「もともと民主党の国会議員を師匠に持っている泉房穂さんで、思想的にもけっこうリベラルに近い方ですから、国民民主との相性はあまり良くないはずなので、思想信条からいって、立憲民主が候補として担ぐ可能性は、ないではないかな」と語った。


辛坊氏は選挙の情勢について「常識的には現職は強いですから、あと1枠という感じ」と分析し「前回の選挙でも1、2、3(位)と4、5(位)の間は、本当に僅差なんです。だから、どこの政党が泉房穂さんを応援するのか、あるいは応援しないのか、別の候補を立てるのかによって、ここの選挙区の情勢はかなり違ってくる」と私見を示した。

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  • 会見を見たが、主張がほぼほぼれいわ新選組ではないか。
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