武豊騎手がレジェンドらしい記録達成へ 高松宮記念に久々のコンビで参戦

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2025年03月25日 18:00  netkeiba

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GI初制覇を目指すカンチェンジュンガ(24年11月撮影、ユーザー提供:zatsumuさん)
 武豊騎手がカンチェンジュンガ(牡5、栗東・庄野靖志厩舎)で、高松宮記念(4歳上・GI・芝1200m)の18年ぶり3勝目を狙う。

 武豊騎手はGII高松宮杯時代も含め、当競走に23回騎乗して3勝している。初勝利は90年のバンブーメモリー。そして96年のGI昇格以降に限ると17回騎乗し、05年のアドマイヤマックス、07年のスズカフェニックスで2勝を挙げている。

 今年のパートナーはカンチェンジュンガだ。オープンではワンパンチ足りないレースが続いていたが、前走の阪急杯では善戦キャラを返上し、待望の重賞初制覇。一気にスプリント路線の主役候補に名乗りを上げた。

 迎える今回、武豊騎手とは23年3月の3歳1勝クラスで5着に敗れて以来、実に約2年ぶり2回目のタッグ。したがってほぼテン乗りといえる状況だが、典型的な末脚勝負の馬でもあり、手は合うイメージがある。

 武豊騎手が18年ぶりの高松宮記念制覇となれば、自身の同一GI最長ブランクV。有馬記念の16年(90年オグリキャップ→06年ディープインパクト)を2年更新することとなる。レジェンドらしい珍記録が生まれることを期待したい。

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