インドネシア代表がロメニーの先制弾を守りきり勝利 [写真]=Getty Images FIFAワールドカップ26アジア最終予選・第8節が25日に行われ、インドネシア代表とバーレーン代表が対戦した。
前節でオーストラリア代表に敗れた4位インドネシアが、同じく前節で日本代表に敗れた5位バーレーンをホームに迎えた。両代表はともに勝ち点6ポイントで並んでおり、ワールドカップ出場圏内の2位オーストラリア代表とは勝ち点7ポイント差と可能性は残されている。
試合は15分、インドネシアが敵陣のボックス左でFKを獲得すると、トム・ハイェがゴール中央上を直接狙う。しかし、これはGKイブラヒム・ルトファラに防がれる。それでも24分、カウンターからマルセリーノ・フェルディナンがボックス内へパスを出すと、オレ・ロメニーがゴール右隅へシュートを突き刺して先制点を奪う。前半は、ロメニーの2試合連続となるゴールでインドネシアが1点をリードして終える。
後半に入ると、バーレーンが勢いを盛り返す。対するインドネシアもカウンターから得点を狙う。78分、リッキー・カンブアヤが低い弾道のクロスを送ると、エリアノ・ラインデルスがワンタッチでシュート。しかし枠内に飛ばすことはできず、インドネシアの追加点とはならない。その後も一進一退の攻防が続いたが、インドネシアが先制点を守りきり、1−0で勝利した。
次節、インドネシアはホームで中国代表、バーレーンはホームでサウジアラビア代表と対戦する。この結果、インドネシアがプレーオフ出場圏内4位に留まり、3位サウジアラビア、2位オーストラリアとの勝ち点差をそれぞれ1ポイントと4ポイントに縮めた。
【スコア】
インドネシア代表 1−0 バーレーン代表
【得点者】
1−0 24分 オレ・ロメニー(インドネシア)