
【写真】崖で佇む高丸(船越英一郎) 『問題物件』最終回場面カット
本作は大倉崇裕の小説『問題物件』『天使の棲む部屋 問題物件』(いずれも光文社)を実写化した不動産ミステリー。自死、ポルターガイスト、失踪、ゴミ屋敷など、さまざまな不動産物件で起こる奇々怪々な事件の謎を、破天荒なヒーローと物件マニアのヒロインが鮮やかに解決していく姿を活写する。
■最終回あらすじ
犬頭(上川)が姿を消してから1か月が経った。犬頭がいなくなってからというもの恵美⼦(内田理央)は、外出するようになった室長の雅弘(宮世琉弥)とともに調査依頼に取り組んでいたが、1件の解決に1か月もかかり、片山(本多力)からは“販売特別室の存続も危ぶまれる”と嫌味を言われる始末。そして有村(浜野謙太)もまた犬頭がいなくなったことに悲しみを募らせていた。
ある日、雅弘の自宅の近くで年配の女性がバイクにひかれそうになるところを目撃した恵美子。すんでのところで助かったその女性を見て驚く雅弘。彼女は3年ほど前まで雅弘のお世話をしてくれていた元家政婦の薦田恵美子・通称「えみちゃん」(浅野ゆう子)だったのだ。えみちゃんは自分の命がもうわずかだと考え、雅弘を一目見ようと彼のもとを訪れていた。その理由は、えみちゃんの住んでいるサービス付き高齢者向け住宅“アストラ”の中にある『終の部屋』が原因だった。
話を聞くと、203号室の住人が亡くなり、次に303号室、そして403号室と、次々に死者を出しているという。死因はすべて心不全。「天女の呪い」のせいで○○3号室の住人が亡くなっていると怖れるえみちゃんは、いよいよ次に自分の住む503号室にお迎えが来るはずだとつぶやくのだった。恵美子と雅弘は、えみちゃんを救うため2人で協力して調査をすることに。
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ドラマ『問題物件』はフジテレビ系にて毎週水曜22時放送。