米グーグルのロゴマーク(AFP時事) 【シリコンバレー時事】米グーグルは25日、新たな生成AI(人工知能)の基盤モデル「ジェミニ2.5」を発表した。論理的な思考能力を強化したのが特長。米オープンAIも同日、「チャットGPT」の画像生成機能を高め、より指示に的確に対応できるようになったと明らかにした。
グーグルはまず、「ジェミニ2.5プロ」を試験提供する。人間のように順序立てて回答を導き出す推論モデルで、数学やプログラミングで中国のディープシーク(深度求索)のモデル「R1」を上回ると強調した。
オープンAIの新たな画像生成機能は、文章など多様なデータを理解する基盤モデル「GPT―4o(オー)」を活用。文字を添えて画像を作る能力を向上させたことで、4コマ漫画やポスターを作ることができるという。