クロスバー直撃の渡邊センス(41)が写真週刊誌「フライデー」発行元の講談社に損害賠償や訂正記事を求めた裁判の第6回弁論準備が12日、オンラインで非公開で行われた。
当事者による陳述などを行い、数十分間で終了。次回は6月19日に行う。
前回までに、講談社側は記事で出たA子、B子とされる女性2人が、渡邊らと共にホテル会食に出席したダウンタウン松本人志との性的行為をほのめかす発言をしている動画や、別日の酒席でA子とみられる女性に渡邊が抱きつく様子をおさめた動画、A子への取材音声などを主張を補強する資料として提出。準備書面では、A子が「フライデー」の取材を受けた経緯について「週刊文春」などで松本に関する報道がなされる中、そうした会食に参加経験のある者として、意に反した性加害はなく、松本を擁護する思いで情報提供したことなども記された。
一方、渡邊側は書面で、A子の供述の事実と異なる点や、B子への取材を行っていない点、吉本興業にも質問状を送ったのみとした点などを挙げ「取材活動はずさんというほかない」と指摘。今回の提出証拠が記事の信頼性向上にはつながらないと論じた。
また、記事では渡邊がA子、B子と事前に居酒屋で合流して酒席へ向かったことも記されていたが、18年10月の酒席開始直前まで渡邊はイベント出演の仕事があり、そうしたことが不可能だったことなども主張。前回3月の弁論準備時にはA子、B子とは異なる出席者のX子と渡邊が仕事で遅れる旨などをやりとりしたLINEのスクリーンショットも提出された。合わせてA子とX子が別人であることも原告、被告双方で確認もなされていた。
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。