ワークマンが初の中期経営計画発表、30年までに1300店舗体制へ

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2025年05月12日 19:51  Fashionsnap.com

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 ワークマンが、2025年3月期通期の決算説明会で、2030年3月期までの5ヵ年の中期経営計画を発表した。同社にとって初の中計となる。自社の強みを活かした低価格機能性ウェアのグローバル展開をスタートさせ、2030年3月期までにチェーン全店売上高2400億円、営業利益350億円の達成を目指す。

 同社は、新業態として注力してきた「Workman Colors」の収益化が進み、事業の柱としてある程度の目処が立ったこと、本格的な海外展開を始めるための中長期的な計画が必要になったことから、初の中計を策定。「機能と価格に、新基準」をパーパスに、自社商品をワークマン、ワークマンプラスから成る「WORK」と「ACTIVE」、Workman Colorsの「CASUAL」の3カテゴリーに分け、カテゴリーごとに見合った対策を打ち出すことで新たな価値提供と持続的成長を目指すとしている。
 「WORK」「ACTIVE」「CASUAL」ともに、2029年3月期からトライアルで海外展開をスタート。2030年3月期から海外での出店を本格化させる。
 出店については、職人の高齢化などを鑑み、新規出店の中心を「Workman Colors」に移行。年間50店舗の純増を計画し、2030年3月期までに1300店舗体制を目指す。
 5月12日に発表した2025年3月期通期の業績は、チェーン全店売上高が前年同期比4.5%増の1831億3200万円、営業利益が同5.4%増の243億9400万円と3期ぶりの増収増益で着地。これまでになかった長期の計画を打ち出し、更なる成長に繋げられるか。

■ワークマン 2025年3月期業績チェーン全店売上高:1831億3200万円(前年同期比4.5%増)営業総収入:1369億3300万円(同3.2%増)営業利益:243億9400万円(同5.4%増)当期純利益:168億9200万円(同5.7%増)

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  • カジュアルな物が増えるのは歓迎だけど、すぐに売り切れるのはなんとかしてほしい気がする。
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