「なんで引退したの?」中居正広氏 代理人弁護士が“性暴力認定”に反論も高まる“説明責任”求める声

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2025年05月12日 20:00  web女性自身

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中居正広氏(52)の女性トラブルに端を発し、フジテレビならびに親会社のフジ・メディア・ホールディングス(FMH)が設置した第三者委員会による調査報告書が公表されてから42日が経った5月12日。中居氏側からまさかの“返答”が届いた。



調査報告書で認定された「性暴力」について、反論したのだ。



3月31日に発表された調査報告書では、’23年6月に中居氏は、元フジテレビの女性アナウンサーであるAさんに対して、食事に誘うやり取りをした末に、自宅マンションでの食事を提案し、その後トラブルが発生。なお、この誘いについて、中居氏は女性Aに、他のメンバーにも声をかけ、飲食店を自ら探すと伝えていたが、第三者委員会のヒアリングに対して同氏は、実際はいずれもしていなかったと述べている。



この果てに起こったトラブルについて、第三者委員会は、WHO(世界保健機関)の定義に基づき、Aさんが“業務の延長線上”で中居氏から「性暴力」を受けたと結論づけている。



昨年12月に「女性セブン」や「週刊文春」によって、’23年6月の女性トラブルが報じられ、1月下旬には責任を取る形で、芸能界引退を発表した中居氏。以来、公の場での発信を控え、調査報告書についても沈黙を貫いてきたなか、もたらされた今回の反論。



各メディアの報道によると、中居氏の代理人に新たに就任した5名の弁護士が、第三者委員会の竹内朗委員長らに文書を送付したと発表。



弁護士らが中居氏に詳細な聞き取りを行った結果、「『性暴力』という日本語から一般的に想起される暴力的または強制的な性的行為の実態は確認されなかった」とし、WHOの定義に基づき性暴力と認定したことについても、「中立性・公正性に欠け、一個人の名誉・社会的地位を著しく損ない、極めて大きな問題がある」と指摘。第三者委員会には、関連する証拠の開示も求めているという。



現時点で、この反論に対する第三者委員会からの反応は明らかにされていないが、一連の騒動が根底から覆りかねない中居氏側からの指摘に対してX上では、



《普段こういうところにはコメントしないのですが、ほんとに中居くんには頑張ってほしいです。ずっと応援しています》
《中居くん がんばれ!》



と中居氏へのエールの声が寄せられている。



いっぽうで、こんな声も。



《中居も時間制限なし、NG質問なしで記者会見やったらいいのに》
《中居ってなんで引退したの?記者会見すればいいのに。》
《だったら守秘義務解除して堂々と会見して主張すれば良い》



というのも、昨年末に女性トラブルが報じられて以降、中居氏は公式サイトでコメントを発表したものの、質疑が可能な記者会見などは一切行わないまま引退を発表しており、当初から“説明責任”を問う声が多かった。



さらに、調査報告書との“矛盾”もある。報告書のなかで、第三者委員会は女性トラブルについて関係者らへのヒアリングを進めるなか、《調査の限界(守秘義務)と本調査報告書への記載の限界(プライバシーの尊重》という項目で、こう記載している。



《当委員会は、中居氏及び女性Aに対し、双方の代理人弁護士を通じて、当委員会のヒアリングしてもらえるよう依頼し、双方がお互いに示談契約における守秘義務を解除することにより、当委員会の調査に対して支障なく協力してもらえるよう依頼した。



女性A側は、当委員会に対する守秘義務の全面解除に応じる旨回答した。しかし、中居氏側は、守秘義務の範囲内の事項についてはヒアリングに応じないとし、当委員会に対して女性Aの守秘義務を解除しない旨を回答した》



いっぽう、中居氏の代理人弁護士は今回の文書のなかで、中居が応じなかったとされた守秘義務解除についてこう記しているという。



《中居氏が守秘義務解除に応じないとして、両者の守秘義務解除要請に対する態度も事実認定の根拠にしています。しかし中居氏は当初、主義義務解除を提案していましたが、第三者委員会から“2人の密室で何が行われたかが直接の調査対象ではない”との回答があったという経緯がありました》



中居氏側の主張が正しければ、報告書のなかで記された守秘義務解除に応じなかったという記述が事実に反することになる。



調査報告書発表から42日にして、さらに混迷を深めることとなった中居氏の女性トラブル。果たして、“真相”は明らかにされるのか――。

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