シクフォニ、全国4都市6公演ツアー完走 有明アリーナで熱狂のファイナル&“次なる展開”を示唆

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2025年05月12日 20:15  ORICON NEWS

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『SIXFONIA 1st Live Tour -Lodious Takt-』の模様
 2.5次元タレントグループ・シクフォニが、グループ初のライブツアー『SIXFONIA 1st Live Tour -Lodious Takt-』のファイナル公演を、10日、11日の2日間にわたり東京・有明アリーナで開催。約4万人を動員した全国4都市6公演のツアーを、熱気と感動の中で締めくくった。

【画像】迫力ある演出と個性豊かなパフォーマンスで魅了するメンバーのソロカット

 ファイナルとなった11日夜公演では、迫力ある演出と個性豊かなパフォーマンスで観客を魅了し、8月の3周年に向けて新たな展開を示唆する演出も行われ、今後の展開に期待が高まった。

 シクフォニは2024年3月に東京ガーデンシアターで初ワンマンライブを開催、同年10月には幕張メッセで2ndライブを成功させてきた新進気鋭の6人組。今回のツアーは大阪・オリックス劇場を皮切りに、福岡、北海道、東京と巡る全6公演で構成され、4月にはYouTubeチャンネル登録者数100万人を突破するなど、その勢いは増すばかりだ。

 ファイナル公演は、中世ヨーロッパ風のアニメーションとともに幕を開け、1stオリジナル曲「J0KER×JOK3R」でスタート。続く「Burn it All」では一体感ある振付とともに会場の熱気は早くも最高潮に達した。MCでは、いるまの「シクフォニ史上、最大の声を聞かせてくれ。死ぬ気で来いよ!」という煽りに応えるように、観客からは大合唱が巻き起こった。

 ライブ中盤には各メンバーのソロコーナーも設けられた。LANは切ないバラード「灯」で静かな感動を、雨乃こさめはポップな「ジグザグ」で愛らしい歌声を響かせ、すちはロックナンバー「BURN-OUT」でエネルギッシュなステージを展開。また、いるまは攻撃的なラップが際立つ「REC.TRUE」、暇72は気だるさ漂うミディアム「最酊。」、みことは明るく開放的な「Magic」でそれぞれの個性を存分に発揮した。

 グループ楽曲では、重厚な「Genesix」やゴシック調の「Sledgehammer」、ロックとストリングスが融合した「SCRaP&ReV0LuT1oN」など、幅広い音楽性を披露。リード曲「Lodious Takt」では〈キミの孤独と出会うためにこの場所にいるよ〉という歌詞が、観客の心に静かに沁みわたった。

 アンコールでは、メンバー紹介ソング「SHALL WE GONG!?!?-1st battle-」や「Desperate Track」を披露し、再び熱気を引き上げた。終盤には一人ひとりがツアーの思い出と感謝の言葉を述べ、「2many fighterz」、そしてラストには「Never Ending Story」をパフォーマンス。観客とともに分かち合った時間が深い余韻を残した。

 ファイナルを迎えた有明アリーナでは、各メンバーののぼりやアドトラックなど、フォトスポットも多数設置。終演後にはのぼりのデザインが意味深に変化していたという演出も話題に。今後への布石として、8月の3周年には重大発表が予定されており、シクフォニのさらなる飛躍が期待される。

 2022年8月に「J0KER×JOK3R」でデビューを果たしたシクフォニは、歌や企画力を活かしYouTubeを中心に活動。わずか2年で登録者100万人超を達成した勢いそのままに、初のツアーを完走し、新たなフェーズへと歩みを進めている。

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