今回は、これまで3万点を超える化粧品を使用してきた48歳の筆者が、40代におすすめの美容成分とそれらが配合されたおすすめの化粧品を紹介します。
40代の肌悩みにおすすめの“美容成分”4つ
（1）ナイアシンアミド
40代になると肌の潤いに関わる成分や女性ホルモンが減少し、肌の乾燥が加速。肌が敏感な状態に傾きやすくなり、攻めのケアと守りのケアのバランスを取るのが難しくなりがちです。
そこでおすすめなのが、美白作用と抗シワ作用で人気のナイアシンアミド。比較的肌のコンディションを問わずに使うことができ、肌のバリア機能を整えるサポート効果も期待できます。
筆者のおすすめ化粧品は、The Ordinary（オーディナリー）の美容液。オーディナリーは、科学的知見に基づいて配合された成分を誠実な価格で提供し、高品質なスキンケアをより多くの人に届けることをコンセプトにしたカナダのコスメブランドです。
|
|
|
|
＜DATA＞
The Ordinary
N10+Z1フェイスセラム
容量：30ml
価格：1100円
（2）ライスパワーNo.11
「塗っても塗っても肌が乾燥する」「肌トラブルを繰り返しやすい」と感じたら、根本から立て直しを目指したいところ。ライスパワーNo.11は、皮膚水分保持能を改善する効果が認められた日本で唯一の成分です。加齢により減少するセラミドを増大させ、バリア機能が整った、自ら潤う健やかな肌を育む効果が期待できます。
筆者のおすすめ化粧品は、成分を開発した勇心酒造のRAIZrepair（ライースリペア）。ライスパワーNo.11をたっぷりと配合し、エイジングケア（※1）をかなえます。
ライン使いするのがベストですが、先行型の美容液など取り入れやすいアイテムから試すのも1つの手です。どのアイテムも肌なじみがよく、使い続けることで潤いのある弾むようなハリ肌に。特に、ライース®リペア コンセントレーションWは、透明感あふれる明るいハリ肌に導いてくれます。
※1：年齢に応じたお手入れのこと
＜DATA＞画像左から順に
RAIZrepair（ライースリペア）※いずれも医薬部外品
・ライース®リペア コンセントレーションW
容量：30ml
価格：1万4300円
・ライース®リペア コンセントレーションD
容量：30ml
価格：1万4300円
・ライース®リペア インナーモイスチュアローション No.11
容量：120ml
価格：8800円
・ライース®リペア インナーモイスチュアエッセンス No.11
容量：30ml
価格：1万1000円
・ライース®リペア インナーモイスチュアクリーム No.11
容量：40g
価格：8800円
（3）D-パンテノールW
40代になるとシミやくすみに悩む人が増えてきます。ポーラ・オルビスグループの独自有効成分・D-パンテノールW（※2）は、表皮細胞のエネルギー量を高めてターンオーバーを正常化させ、メラニンの蓄積を抑えるアプローチで美白ケアをサポートする効果が期待できる成分です。
|
|
|
|
※2：デクスパンテノールW
＜DATA＞
ディセンシア
ディセンシー ブライトリフト ローション ※医薬部外品
容量：120ml
価格：9350円
※6月26日発売予定
（4）ビタミンC
ビタミンCは高い抗酸化作用を持ち、メラニンの合成を阻害してシミを防ぐ効果やメラニン色素を淡色化する効果、コラーゲン合成促進効果や皮脂抑制効果、毛穴を引き締める効果などが期待できます。マルチな成分として日本では依然として根強い人気を集めており、40代も積極的に取り入れたいところです。
筆者のおすすめ化粧品は、SHIMBI METHOD（シンビメソッド）の美容液。美白有効成分としてビタミンCだけでなくアルブチンも配合し、さらにダブルの抗炎症成分であるトラネキサム酸とグリチルリチン酸も配合するというぜいたくぶりです。まろやかなテクスチャーで肌へのなじみがよく、使い続けることで健やかで透明感のある肌へと導きます。
＜DATA＞
SHIMBI METHOD（シンビメソッド）
薬用ダブルホワイトニングセラムA ※医薬部外品
容量：30ml
価格：1980円
さまざまな肌悩みが深まる40代。肌悩みに合った成分を日々のスキンケアに取り入れて、理想の肌を目指しましょう。
遠藤 幸子プロフィール
美容雑誌、Webメディアを中心に活動する美容ライター・研究家。2011年にアットコスメ公認ビューティストに認定されたことを足掛かりに活動を開始し、美容コラムを執筆する傍ら、テレビやラジオなどへのメディア出演、コスメブランドの広告制作にも携わる。|
|
|
|
トレンド
