明治の新商品『生のとき』新CMに新垣結衣が出演 俳優の新垣結衣が、13日から放映される明治の新商品『生のとき』新CMに出演している。
【動画】新垣結衣「和×洋」をイメージしたセットで撮影 新商品『生のとき』の新TVCM撮影は、グラフィック撮影からスタート。今回のテーマは、クラシックとモダンが融合した、時代を超えて受け継がれる趣のあるスタイル。日本の伝統文化と西洋文化が調和し、随所に洗練された和洋折衷のエッセンスが散りばめられている。たとえば着物をワンピースのように羽織り、長襦袢(ながじゅばん)にはハイネックを合わせ、帯締めにはベルトとパンツスタイルでコーディネイト。「和×洋」をミックスさせたこの印象的な衣装を新垣は見事に着こなした。
クラシカルなインテリアも「和×洋」をイメージしたセットを用意。赤いソファに座ってリラックスしながら、『生のとき』を手に取り、この商品の特徴である「幸せなとき、余韻」を表現していく。ソファの肘掛けに頬杖をついて、カメラ目線でにっこりと微笑みかける新垣。監督から即OKが出て、瞬く間にグラフィック撮影は終了した。
続いてTVCMの撮影がスタート。日本で初めてチョコレートを食べたであろう女性を、新垣によく似た浮世絵で表現。「日本で初めてチョコを食べた人は、どんな時間(とき)を過ごしたのでしょう」と新垣のナレーションで語りかけます。グラフィックに引き続き、赤いクラシカルなソファにゆったりと座り、『生のとき』でティータイム。『生のとき』を手に取り、口元へ。食べた瞬間、目をつぶり、うっとりとした表情でソファへと倒れ込む新垣。優雅に『生のとき』の余韻を味わう表情はなんとも幸せそう。一口食べては目をつぶり、じっくりと時間をかけて味わう。
今回の見どころは、その深い余韻を表情でどう表現するか。目を閉じてうっとりする時間…新垣は、その表情の豊富さ、多彩さで魅了した。
■新垣結衣インタビュー
――撮影を終えていかがでしたか?
セットもすごく凝っていて、衣装も凝っていて。「CM撮影をしている」という感じがすごくしました。撮影自体は結構いろんなバリエーションで撮ることもあったので、本当にコツコツと、ひとつひとつ撮って、無事に終わりました。
――浮世絵の新垣さんを見た感想はいかがですか?
描いていただいて嬉しいですね。似ていますよね。(笑)ありがたいです。
――「和×洋」をハイブリッドした今回の衣装を着てみていかがでしたか?
色々な可能性を感じますよね。これは明治時代と令和時代のイメージをミックスしたハイブリッドのような衣装というふうに伺っているのですが、異なるものが一緒になることで、色々な可能性を感じています。ちゃんと和装のようにも見えるし、ドレスのようにも見えるし、生地に艶があったりするので。でも、パンツを合わせることで、スタイリッシュにも見えるし、面白いなと思いました。帯もベルトを帯締めのように使ってみたりとか、衣装合わせも何パターンか着たのですが、本当に無限の組み合わせがあって、すごく楽しかったです。
――「生のとき」は、明治独自の「生ねり製法」を用いた、チョコレートでもない、生チョコレートでもない新ジャンルのお菓子です。実際にご試食いただき、感想をお願いします。
※新垣が実際に試食をする※
今日のCMの中で、キーワードとして、「余韻を感じている」「余韻を楽しんでいる」ようなカットをたくさん撮ったのですが、すごく口の中に残って留まっていくような感じが、不思議。「チョコレートとは呼べないそうです」というナレーションを録りましたけど、確かにすごく不思議。新しいです。初めての感覚です。濃厚さは生チョコレートのような感じなのですが、生チョコレートは、口どけがすーっと早いじゃないですか。でもこれは口に残るので、留まって余韻を楽しませてくれるので、そこはチョコレートのような感じで。もしくはチョコレートよりも余韻が強いかもしれない。面白い。おいしいです。
――今回のCMでは、「生のとき」を食べた時の新しすぎる体験が表現されていますが、新垣さんにとって忘れられない「初めての体験」はありますか?
初めてのお仕事、初めての撮影かなと思います。初めてのお仕事(撮影)は、ティーン向けのファッション誌の撮影だったのですが、専属モデルのオーディションに合格して、初めての撮影で、プロにスタイリングをしてもらって、ヘアメイクを作っていただいて、プロのカメラマンさんの前に立って、写真を撮ってもらう。あの現場の光景は、すごく頭に残っていますね。支度を終えて出て行った時に、スタッフのみなさんが「わ〜」って、「変わったね〜」って言ってくださって。それをすごく喜んでくださって、すごく嬉しかったなというのを覚えいています。
写真を撮られることも、プライベートでは多分苦手な方だったのですが、家族のすすめで雑誌のモデルさんのオーディションを受けることになって、その審査が進んでいく中で、カメラテストもあって、その時に初めて「あ、楽しいな」と思ったんですよね。「楽しかった!」「いい思い出になった!」と思っていたら、ありがたく合格していて。それで、実際に専属モデルとして撮影しますとなった日も、やっぱり緊張はしてたんですけど、楽しかったなと思います。忘れられないですね。その時に、どんな衣装を着ていたとか、どんなメイクをしていたかとかも覚えています。
――CM中に、「これは新しすぎて、もはやチョコレートとは呼べない」という表現がありましたが、新垣さんが過去に新しすぎて衝撃を受けたエピソードはありますか?
まだ若かった頃に、色々と視野が狭くて、いろいろなことネガティブにしか考えられないみたいな時期があって。そういう時に話を聞いてもらっていた友人がいるのですが、その友人が返してくれる言葉が自分の中にはまったくない発想とか考え方を全部伝えてくれて。その言葉にすごく衝撃でしたね。「あ、そんな考え方もあるんだ」と「そんな方向から見ればいいんだ」とか。おかげでいろんなことをポジティブにどうにか変換してやってこれたなと思うし。今もずっとその練習はし続けてるんですけど。人と話していると、自分にはない視点を聞くことができたり、知ることができたりするので、楽しいですよね。
(当時は)出口が見えない!ネガティブ、ネガティブ、ネガティブみたいな感じだったので、光を差してもらったような、手を差し伸べてもらったような感じがして。その繰り返しで今があるというか。そういう考え方になっていきたいなって思わせてくれるようなことをたくさん伝えてくれたので、ありがたかったなと思います。
――「タイパ消費」といわれる中で、ゆっくり溶けて口の中で味の余韻が濃厚に続く「生のとき」のように、新垣さんがゆっくり時間をかけて嗜んでいることはありますか?
人と話をすることは、長い時は朝まで話していたりとかするので…家族とか友達とかとじっくり話していると、「なんか違う人間なんだな」と思うけど、それがすごく面白いし、勉強になったり、また新しい視点を見つけることができたなって思ったり。すごく充実した時間なので。誰かと話すということには、時間をかけているかもしれないですね。かけたいですね。
――「生のとき」はチョコレートでもない、生チョコレートでもない、新カテゴリーへの明治の挑戦ですが、近く誕生日を迎える新垣さんが「初挑戦したいこと」はありますか?
特にありません!(笑)今のところは特にありませんが、これやってみたいなと思うことが今後浮かんだ時に、パッと行動に移せたらいいなという想いはあります。次に何かを思い立った時に、「よしっ!」とぱっと動けるといいなと思いながら。いつ何を思うかわからないのですが、いくつになってもそうでありたいなと思ったりはします。…けど、誕生日の頃はちょっとわからないです。
――最後に皆さんへメッセージをお願いします。
みなさんこんにちは。新垣結衣です。100年近く前からチョコレートを作り続けている明治から新作が登場します。「生ねり製法」という明治独自の新たな製法で作られた『生のとき』は、口の中でゆっくり溶けて、味の余韻が濃厚につづく、今までにない「新しい時間」を感じられます。濃厚な味わいが長く続く『生のとき』。皆さんぜひ、ご堪能ください!以上、新垣結衣でした。
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