新垣結衣/新TVCM「生のときはじめまして」篇より(提供写真)【モデルプレス=2025/05/13】女優の新垣結衣が出演する明治の新商品「生のとき」の新TVCM「生のときはじめまして」篇が、13日から公開される。
【写真】新垣結衣、目を閉じてうっとり…新CMで美しい姿◆新垣結衣、明治新商品のCMに登場
撮影では、「和×洋」がハイブリッドされたオリジナル衣装を着用して新垣が登場。セットには、浮世絵で描かれた新垣が設置されている。「日本で初めてチョコレートを食べた人」という設定で、チョコレートが日本に初めて来た時代の新垣と、令和時代の新垣の2ショットが撮影されている。今回の撮影は、ユーモアのあるスタッフ陣で行われ、新垣は満面の笑顔や、監督の掛け声に驚く様子など、さまざまな表情を見せていた。
◆新垣結衣“まるで映画のワンシーン”着物姿でまどろむ
新TVCM撮影は、グラフィック撮影からスタート。今回のテーマは、クラシックとモダンが融合した、時代を超えて受け継がれる趣のあるスタイル。日本の伝統文化と西洋文化が調和し、随所に洗練された和洋折衷のエッセンスが散りばめられている。たとえば着物をワンピースのように羽織り、長襦袢(ながじゅばん)にはハイネックを合わせ、帯締めにはベルトとパンツスタイルでコーディネイト。「和×洋」をミックスさせたこの印象的な衣装を新垣は見事に着こなしていた。
クラシカルなインテリアも「和×洋」をイメージしたセットを用意。赤いソファに座ってリラックスしながら、本商品を手に取り、この商品の特徴である「幸せなとき、余韻」を表現していく。ソファの肘掛けに頬杖をついて、カメラ目線でにっこりと微笑みかける新垣。監督から即OKが出て、瞬く間にグラフィック撮影は終了した。
続いてTVCMの撮影がスタート。日本で初めてチョコレートを食べたであろう女性を、新垣によく似た浮世絵で表現。「日本で初めてチョコを食べた人は、どんな時間(とき)を過ごしたのでしょう」と新垣のナレーションで語りかける。グラフィックに引き続き、赤いクラシカルなソファにゆったりと座り、ティータイム。本商品を手に取り、口元へ。食べた瞬間、目をつぶり、うっとりとした表情でソファへと倒れ込む新垣。優雅に商品の余韻を味わう表情を見せた。一口食べては目をつぶり、じっくりと時間をかけて味わう。その表情から伝わってくるのは、幸せの余韻。「最高です!」と監督、クライアントからも、すぐさまOKとなった。
今回の見どころは、その深い余韻を表情でどう表現するか。目を閉じてうっとりする時間…その表情の豊富さ、多彩さはさすがの新垣。目を閉じながらおいしそうにじっくり時間をかけてゆっくりと味わう時間を、表現豊かに演じていた。商品を実際に食べるシーンでは、カメラが口元にグッと寄っていく。深く長い余韻を表すように、カメラも時間をかけて長回し。ほぼ1テイクでOKとなった。
次に、ソファにもたれかかり、カメラをじっーと見つめるシーン。目を閉じていた新垣がパチっと目を見開いて、カメラに向かって「はじめまして」と語りかけます。そのあまりの美しく完璧な姿に、即OKテイクに。ソファの上でまどろむ着物姿の新垣の姿も美しく、俯瞰から撮影するカメラアングルは、まるでクラシック映画のワンシーンのようだった。
◆新垣結衣、家族&友達と「ゆっくり時間をかけていること」は?
撮影後のインタビューで、商品にちなみ「ゆっくり時間をかけていること」を聞かれた新垣は、“人と話をすること”と回答。「人と話をすることは、長い時は朝まで話していたりとかするので…家族とか友達とかとじっくり話していると、『なんか違う人間なんだな』と思うけど、それがすごく面白いし、勉強になったり、また新しい視点を見つけることができたなって思ったり。すごく充実した時間なので。誰かと話すということには、時間をかけているかもしれないですね。かけたいですね」という夜ふかしエピソードを明かしていた。(modelpress編集部)
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◆新垣結衣コメント
― 撮影を終えていかがでしたか?
セットもすごく凝っていて、衣装も凝っていて。「CM撮影をしている」という感じがすごくしました。撮影自体は結構いろんなバリエーションで撮ることもあったので、本当にコツコツと、ひとつひとつ撮って、無事に終わりました。
― 浮世絵の新垣さんを見た感想はいかがですか?
描いていただいて嬉しいですね。似ていますよね(笑)。ありがたいです。
― 「和×洋」をハイブリッドした今回の衣装を着てみていかがでしたか?
色々な可能性を感じますよね。これは明治時代と令和時代のイメージをミックスしたハイブリッドのような衣装というふうに伺っているのですが、異なるものが一緒になることで、色々な可能性を感じています。ちゃんと和装のようにも見えるし、ドレスのようにも見えるし、生地に艶があったりするので。でも、パンツを合わせることで、スタイリッシュにも見えるし、面白いなと思いました。帯もベルトを帯締めのように使ってみたりとか、衣装合わせも何パターンか着たのですが、本当に無限の組み合わせがあって、すごく楽しかったです。
― 商品にちなみ、新垣さんにとって忘れられない「初めての体験」はありますか?
初めてのお仕事、初めての撮影かなと思います。初めてのお仕事(撮影)は、ティーン向けのファッション誌の撮影だったのですが、専属モデルのオーディションに合格して、初めての撮影で、プロにスタイリングをしてもらって、ヘアメイクを作っていただいて、プロのカメラマンさんの前に立って、写真を撮ってもらう。あの現場の光景は、すごく頭に残っていますね。支度を終えて出て行った時に、スタッフのみなさんが「わ〜」って、「変わったね〜」って言ってくださって。それをすごく喜んでくださって、すごく嬉しかったなというのを覚えています。
写真を撮られることも、プライベートでは多分苦手な方だったのですが、家族のすすめで雑誌のモデルさんのオーディションを受けることになって、その審査が進んでいく中で、カメラテストもあって、その時に初めて「あ、楽しいな」と思ったんですよね。「楽しかった!」「いい思い出になった!」と思っていたら、ありがたく合格していて。それで、実際に専属モデルとして撮影しますとなった日も、やっぱり緊張はしてたんですけど、楽しかったなと思います。忘れられないですね。その時に、どんな衣装を着ていたとか、どんなメイクをしていたかとかも覚えています。
― CM中の表現にちなみ、新垣さんが過去に新しすぎて衝撃を受けたエピソードはありますか?
まだ若かった頃に、色々と視野が狭くて、いろいろなことネガティブにしか考えられないみたいな時期があって。そういう時に話を聞いてもらっていた友人がいるのですが、その友人が返してくれる言葉が自分の中にはまったくない発想とか考え方を全部伝えてくれて。その言葉にすごく衝撃でしたね。「あ、そんな考え方もあるんだ」と「そんな方向から見ればいいんだ」とか。おかげでいろんなことをポジティブにどうにか変換してやってこれたなと思うし。今もずっとその練習はし続けてるんですけど。人と話していると、自分にはない視点を聞くことができたり、知ることができたりするので、楽しいですよね。
(当時は)出口が見えない!ネガティブ、ネガティブ、ネガティブみたいな感じだったので、光を差してもらったような、手を差し伸べてもらったような感じがして。その繰り返しで今があるというか。そういう考え方になっていきたいなって思わせてくれるようなことをたくさん伝えてくれたので、ありがたかったなと思います。
― 新垣さんがゆっくり時間をかけて嗜んでいることはありますか?
人と話をすることは、長い時は朝まで話していたりとかするので…家族とか友達とかとじっくり話していると、「なんか違う人間なんだな」と思うけど、それがすごく面白いし、勉強になったり、また新しい視点を見つけることができたなって思ったり。すごく充実した時間なので。誰かと話すということには、時間をかけているかもしれないですね。かけたいですね。
― 近く誕生日を迎える新垣さんが「初挑戦したいこと」はありますか?
特にありません(笑)!今のところは特にありませんが、これやってみたいなと思うことが今後浮かんだ時に、パッと行動に移せたらいいなという想いはあります。次に何かを思い立った時に、「よしっ!」とぱっと動けるといいなと思いながら。いつ何を思うかわからないのですが、いくつになってもそうでありたいなと思ったりはします。…けど、誕生日の頃はちょっとわからないです。
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