「くだらない大統領」ロバート・デ・ ニーロがトランプ氏の映画関税などを猛批判 カンヌ映画祭

3

2025年05月14日 12:47  日刊スポーツ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

ロバート・デ・ニーロ(2007年撮影)

米俳優ロバート・デ・ニーロ(81)が13日に行われた、第78回カンヌ国際映画祭の開会式で、ドナルド・トランプ米大統領(78)を批判した。


デ・ニーロは、フランス南部のカンヌ・リュミエール劇場での開会式で、名誉パルムドールを受賞。その席で「私の国(米国)では、一時期は当たり前と思っていた民主主義のために現在、猛烈に戦っている。芸術は民主的なので、この問題は、ここにいる私たちみんなに影響を及ぼす」と話した。


さらに「芸術は真実を追求し、多様性を受け入れる。だから芸術は独裁者とファシストには脅威だ。米国のくだらない大統領が、私たちの最高の文化機関の1つであるケネディセンターの理事長職に、自身を任命した。彼は芸術、人文学、教育に対する資金と支援を削減した」と批判した。


また、デ・ニーロはトランプ大統領が米国以外で製作されるすべての映画に100%関税を課すると明らかにしたことについても言及。「創造性に価格を付けることはできないが、関税を課することはできるようだ」と皮肉を込めると「もちろんこれは容認できない。これは米国だけの問題ではなく全世界的な問題。私たちはじっと座って見守ることはできない。今すぐ行動しなければならない。暴力ではなく偉大な情熱と決意を持って」と強調した。

このニュースに関するつぶやき

  • 別に構わんだろ。
    • イイネ!2
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(3件)

前日のランキングへ

ニュース設定