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勤務時間内などに海外のオンラインカジノサイトを利用したとして、北海道警は14日、釧路方面本部管内の警察署地域課に勤務する40代の男性巡査部長を単純賭博容疑で札幌区検に書類送検し、減給100分の10(6カ月)の懲戒処分とした。
送検容疑は2023年10月〜24年5月、自身のスマートフォンで海外のオンラインカジノサイトに接続し、約3600回にわたって計約8万8000円を賭けたとしている。容疑を認めている。
道警監察官室によると、巡査部長は動画サイト視聴をきっかけに21年からオンラインカジノを始めた。23年10〜12月の5日間には駐在所で勤務中に賭けていたといい、道警の捜査の一環で発覚した。
裏付けができなかったものを含めると21年〜25年1月に計約100万円をスロットやルーレット、バカラなどで賭け、負けた額は約70万円に上る。22年ごろに違法性を認識し、23年ごろには警察署で「オンラインカジノは違法」といった啓発ポスターを目にするようになったが、「負け込んだ分を取り返したくて続けていた」と話しているという。
道警の佐々木博信監察官室長は「職員に対する指導、教養を徹底し、再発防止に努めます」とコメントした。【谷口拓未】
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