2025スーパーGT第2戦富士 決勝レースのスタートシーン 5月14日、富士スピードウェイは8月2日〜3日に行われるスーパーGT第4戦『FUJI GT SPRINT RACE 夏休みスペシャル』のチケット発売を5月15日に控え、第4戦のレースフォーマットを発表した。これまでも第4戦はスプリントの開催になることが明かされていたが、今回は初めてのフォーマットが採用されることになった。
スーパーGTはこれまで、シリーズ戦では通常で250kmや300kmのレース距離、長距離レースになると最長1000kmのレースフォーマットが採用されるなど、セミ耐久のレースとして行われてきたが、今季第4戦は『FUJI GT SPRINT RACE 夏休みスペシャル』と題され、これまでにないドライバー交替、タイヤ交換、燃料補給なしのスプリント戦で行われることになった。
富士スピードウェイがチケット発売を前に発表したプレスリリースによれば、8月2日(土)、3日(日)の各日に予選、決勝をそれぞれ開催するスタイルとなった。8月2日(土)は、公式予選と35周の決勝レースで行われる。この土曜のレースはGT500、GT300が混走するフォーマットとなる。
続く8月3日(日)は、公式予選、さらにGT500クラスのみの決勝レース50分、GT300クラスのみの50分の決勝が2レース行われるスタイルとなる。土曜のレースと合わせて、週末で3レースを観ることができそうだ。なお、GTアソシエイションの坂東正明代表は第2戦の記者会見のなかで金曜に走行がないことを明かしており、公式予選を前に走行時間が少ないなかでの一戦になる可能性もある。
現段階で発表されたフォーマットから推測すると、ドライバー交代なし、給油、タイヤ交換なしで各日1レースずつということは土曜、日曜で各日1名ずつのドライバーが戦うスタイルになりそう。また給油とタイヤ交換がないということは、作戦面の選択肢は少なく、スピード勝負になりそうだ。またポイント加算がどうなるのかも気になるところ。
タイムスケジュールやイベント情報は後日公開される。
[オートスポーツweb 2025年05月14日]