一方、5月13〜14日に行われた2日間は4セッションが行われたが、この2日間はブリヂストン、ダンロップ、ミシュランを履く12台が参加。さらに、GTEテストに毎回登場するTOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GTが参加した。今回はGTEテストで毎回ドライブしている永井秀貴、さらにこの車両の現役時代を知る嵯峨宏紀、そしてFIA-F4で活躍する鈴木斗輝哉と梅垣清が参加した。鈴木はスーパー耐久でハコの経験があるが、梅垣はまだ17歳で免許もなく、プリウスのリヤにチームの遊び心で初心者マークをつけた。
2日間のテストでは、鈴木、梅垣がドライブしたTOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GTが速さをみせ、4セッション中3セッションでトップタイムを記録するなど将来のスーパーGTデビューに期待を抱かせる結果となった。鈴鹿でのテストを終えた各車は多くがファクトリーに戻り、セパンに向けた輸送の準備にあたることになる。