
職場にはいろんな人が働いているから、中には同僚の言動に「マナー違反だ」と感じたことがある人もいるだろう。
福岡県の50代女性は約20年前に働いていた職場に、そんな同僚がいたと投稿を寄せた。勤務先は、東京に本社がある会社の小さな営業支店で、女性事務員が3人勤めていた。投稿者の女性は経理を担当していた。
「(事務員の)1人が自分の財布の小銭整理のために経理の私に頻繁に両替をするのです」
経理では従業員が交通費や備品の購入に使える小口現金を管理している。なくなれば補充するのも経理である女性の役目だっただろう。無用な仕事を増やしてくる、この同僚の行為に苛立ちを感じていたのも無理はない。(文:天音琴葉)
「最低限の接触しかしないようにしてました」
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小口現金で両替を頼んでくる同僚に対し、女性が当時抱いていた心境を振り返った。
「たまに小銭がないとかそういうのならばいいのですが、自分の財布をスッキリさせたいがためにするのには、ちょっと常識が無いなと感じました」
この同僚は「性格は悪くない」というが、仕事に関しては「責任のある仕事はしたくない」という姿勢だったそうだ。それにもかかわらず、なぜか上から目線で接してくるため、「最低限の接触しかしないようにしてました」という無難な付き合い方を貫いていた。
その後、女性は退職したため、営業支店や当該同僚がどうなったかはわからないという。
「ああいうマイペースの人はストレスフリーだろうなと羨ましくなります」
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と、皮肉に微かな羨望が入り混じった言葉で投稿を結んだ。