【ヴィクトリアM】「ウマ娘」藤田晋オーナーのボンドガール 悲願の初タイトルなるか

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2025年05月15日 08:00  netkeiba

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ヴィクトリアマイル2025に出走予定のボンドガール(25年4月撮影、ユーザー提供:Maverickさん)
「ウマ娘」の藤田晋オーナーが所有するボンドガール(牝4、美浦・手塚貴久厩舎)が、ヴィクトリアマイル(4歳上牝・GI・芝1600m)でGI初制覇を狙う。

 ボンドガールは父ダイワメジャー、母コーステッド、母の父Tizwayの血統。母は16年の米G1・BCジュベナイルフィリーズターフの2着馬。半兄のダノンベルーガは22年の共同通信杯覇者で、23年の首G1・ドバイターフで2着になるなど、古馬中距離戦線で活躍中だ。22年のセレクトセール1歳では2億1000万円(税抜)の高値で取引された。

 ここまで9戦1勝。重賞では8戦して昨年の秋華賞など2着が5回、3着が1回。唯一、昨年のNHKマイルCでは大敗しているが、直線で致命的な不利があったので参考外でいいだろう。今年2戦を振り返っても、前々走の東京新聞杯はウォーターリヒトの末脚にこそ屈したが、勝ちに等しいクビ差の2着。前走の阪神牝馬Sも展開不向きで5着止まりとはいえ、着差は僅かに0秒2。間違いなく牝馬同士ならトップレベルの力を秘めている。

 藤田オーナーにとっても牝馬での初タイトルがかかる一戦。ここで「最強の1勝牝馬」の称号を返上し、一気にGIウイナーへと上り詰めてほしい。

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