草刈民代、バレリーナ時代の恩師を追悼「今もなお、私の中に生き続けています」

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2025年05月15日 11:25  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

草刈民代(2022年8月撮影)

女優草刈民代(60)が、15日までに自身のインスタグラムを更新。バレリーナ時代の恩師の訃報を受け、追悼した。


草刈は「素晴らしいコーチだったアラ・オシペンコ先生。バレリーナ引退までの最後の一年間、『白鳥の湖』『ジゼル』『パキータ』『ショピニアーナ』のリハーサルをしていただきました」と、恩師から指導を受けた当時の写真などを複数アップ。「先生は、ソビエト連邦を代表するバレリーナの一人。また、映画監督アレクサンドル・ソクーロフ氏の作品にも、複数本ご出演されています」と紹介し、「私が最も感銘を受けたのは、『教師』としての先生の芸術性です。引退を控えた最後の一年間、さまざまな作品をコーチしていただきましたが、それまで誰からも受けたことのない指摘や、細やかな表現の構築に、毎回驚きと刺激を受けていました」と振り返った。


続けて「引退前の一年、私の体は思うように動かなくなっていましたが、その中でも、先生の助言を通して『どう踊るべきか』、そして『踊りとはどういうものか』を、あらためて学び直せた一年だったように思います。『もっと早く出会っていれば…』と先生はおっしゃってくださいましたが、私も心からそう思っていました」と当時を回想。「今振り返ると、体がボロボロだった最後の一年が充実していたのは、まさに先生のおかげです」と感謝をつづった。


「11年ほど前、テレビの仕事でサンクトペテルブルクに伺った際にお目にかかったのが、先生との最後の出会いとなりました」と悔やみ、「オシペンコ先生。どうぞ安らかにお眠りください。先生にお稽古していただいたことは、今もなお、私の中に生き続けています」と悼んだ。

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