
物同士を貼り合わせるときに使う「瞬間接着剤」は、短い時間で強力に接着してくれる優れもの。ですが、使い方を誤ると「やけど」するおそれがあるのだそう。消費者庁「みんなの消費安全ナビ」の公式Xアカウント(@caa_kodomo)が、注意を促しています。
繊維状のものに染み込む、大量に口に入る→やけどの可能性あり
瞬間接着剤やつけ爪用接着剤は、ティッシュペーパーや布などの「繊維状」のものに染み込んだり、大量に口に入ったりすると、急激に硬化して発熱する場合があり、やけどの原因となることもあります。万が一、衣類に付着してしまった場合は、「大量の水」をかけるのが良いとのこと。
各製品の注意書きには、その製品の特性や事故が起きたときの対処法などが記載されている場合があるので、使用する前に必ず確認しておきましょう。接着剤でやけどをしたら、製品の成分表示が医師の判断の助けとなることもあるため、その製品を持って医療機関を受診しましょう。また、未然に事故を防ぐため、小さな子どもがいるご家庭では、接着剤を使った後はきちんと片付けて子どもの手の届かないところに保管するのが大事。
▽出典
・消費者庁「みんなの消費安全ナビ」 公式X/瞬間接着剤等によるやけどに注意!
・消費者庁/工作等で使用する接着剤の事故にご注意ください!
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