包丁研師の熟練の技術より、“究極の切れ味”にする様子がYouTubeチャンネル「研師Ryota」に投稿されました。研磨の音をASMRとしても楽しめるこの動画は、記事執筆時点で1500万回再生を突破し、48万件を超える高評価を獲得。国内だけにとどまらず、海外からも反響を集めています。
●職人による包丁研ぎ
投稿者は、明治33年創業の刃物メーカー「JIKKO」の實光刃物(じっこうはもの)の職人・Ryotaさんです。話題になったのは、包丁を研ぐ前と後の切れ味を比較したビフォーアフター動画です。
動画は、食パンを薄切りにしようと刃をいれるところから始まりました。切れ味の悪い包丁では、押しても引いても食パンに刃が入らず、ポロポロと崩れてしまっています。
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切れ味を究極まで復活させるため、通算包丁研ぎ本数5万本以上を誇るRyotaさんが研磨を開始。真剣な表情で手を休めることなく包丁を研いでいきます。その音を耳で楽しんでいると「スー……」と、そっと何かに触れるような音に変化。映像では、研ぎ終わった包丁で1枚の紙を優しくなでるように刃が入っていき、その光景には美しさすら感じられますね。
Ryotaさんの技術により、“究極の切れ味”になった包丁で食パンの薄切りに再チャレンジすると、さきほどの切れ味がウソのように極薄の1枚切りに成功しました。ここまで切れ味が変わる圧巻の職人技には、見とれてしまいますね。
●海外からも多くの反響
日本の伝統的な職人技にコメント欄では、「綺麗に薄く切る技術もすごい」「職人が自分の手触りを信じて砥石で研ぐ光景が好き」「音が最高で何回も聞いてしまう」「最高でした」「めっちゃかっこいい」などの声が国内外から、2000件以上寄せられています。
YouTubeチャンネル「研師Ryota」では、この他にもよる包丁のビフォーアフター動画や、初心者さんに向けた包丁の研ぎ方、ASMRも楽しめるショート動画など、包丁研ぎの楽しさや重要性が分かる動画を公開中です。
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動画提供:YouTubeチャンネル「研師Ryota」さん
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