写真映画「フォレスト・ガンプ/一期一会」で知られる俳優のゲイリー・シニーズは、息子を亡くした後も、俳優業に戻っていないという。ゲイリーは2020年からスクリーンに登場していないが、その理由は、がん治療を受けていた息子マックを支えるためだったことを明かした。
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ゲイリーはピープル誌に対し、「あのとき演技をやめたんだ。マックのために奇跡を探すことに、すべてを捧げようと思ったんだ」と語っている。マックは2018年に希少な脊椎がんと診断され、昨年、33歳で亡くなった。
ゲイリーは「グリーンマイル」「ジョー・ベル/心の旅」などの作品に出演していたが、今は俳優復帰よりも家族との時間を優先しているという。
「いい作品があればやるかもしれないけど、今は家を離れるのが難しい。ただ家族と一緒にいたいんだ」
「マックを失ってから、娘たちをより強く抱きしめるようになった。本当に大切なものが何かを考えるようになったよ」
ゲイリーには長女ソフィア(36歳)と次女エラ(32歳)、5人の孫がいる。ソフィアによると、「孫たちをめちゃくちゃ甘やかしている」そうだ。
マックの最期の数か月間、ゲイリーは息子の「航空管制官みたいな存在だった」と振り返る。
「マックに次の治療のことを考えさせたくなかったし、心配もさせたくなかった。だから俺がずっとがんのことを考えていたんだ」
「痛みを取り除こうとする。でも、何度か『俺は十分にできてないんじゃないか』『何をすればいいのかわからない』と感じることがあった」
「そんなときは、ちょっと祈って、立ち上がって、また闘いに戻るんだ」
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