上司とルームシェア地獄「風呂も洗濯も上司が先」「休日は運転手扱い」 理不尽な長期出張に疲弊する男性

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2025年05月17日 06:20  キャリコネニュース

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面接での甘い言葉を信じて入社したものの、現実はまるで違った――。そんな悲痛な体験談が寄せられた。建築・土木技術職の20代男性は、入社前に聞いていた話と実態があまりにもかけ離れていることに憤る。

「出張は3か月に1〜2回、そんなに長くない。と聞いていたのに離れた県へ1年以上出張を強要されている」

「個人の時間をしっかり取ると聞いていたが、自由な空間など無い」

自宅から遠い土地での工事のため、現場周辺の賃貸アパートに住み、長い工事期間が終わるまで帰って来られない様子だ。話が違うと不信感を持つのも当然である。しかも、問題はそれだけではなかった。(文:篠原みつき)

トイレットペーパーの切り口にまで文句を言う上司

不本意な長期出張のみならず、なんと上司と同じ部屋で生活するハメになっているという。

「上司とルームシェアで自由が無く、(中略)四六時中上司といるのが苦痛」

「(上司は)トイレットペーパーの切り口が汚いとかほざくくせに、自分は守れてない」

「風呂や洗濯は上司が先。上司が夜11時とかに風呂に入ることがあり、起きていられず風呂に入らない日が多々ある」

まさに地獄のような日々を明かす男性。この状況を現場で他の業者に聞くと、普通は賃貸アパートを「1人1部屋借りる」とのことだった。それが当然だろう。

しかも、住んでいるアパートは「携帯電波がほとんど入らない」劣悪な環境。Wi-Fi契約しようとしても、上司は「自分に調べさせたくせに何もしようとしない」と、解決に向けた動きはないようだ。

休日も拘束されるから「朝早くから家を出て避難するしか無い」

プライベートな時間も上司によって浸食されている。

「休みの日も行きたくも無いのに『遊びに行くぞ、買い物に行くぞ』と言い、運転手をさせられる。それで一日潰される。そのため、朝早くから家を出て避難するしか無い」

「協力会社との会食及び、元請けの接待も強制」

休日ですら心休まる時がない上に、外食や飲み会も強制で、食事のマナーにも辟易しているようだ。「料理を食べ終わっても1時間近く居座る。店員の目が痛いのにもかかわらず、ずっと自分語りかスマホ、漫画……」と、その様子を書いている。

業務内容についても、納得がいかないことが多い。ほとんど実務経験のない資格を強制的に取らせようとする上に、資格取得の費用負担についても、

「資格代は出すと最初聞いていたが、車両系の免許は全額自腹。他の部署は出てるのに、ウチの部署は管轄が違うからダメとのこと」

と、滅茶苦茶な言い逃れをされている。こうした状況下で、男性は「よく寝れず夜中に何回も起きてしまう生活をしています」と、心身ともに追い詰められている様子だ。一刻も早く転職を考えた方がいいのではないだろうか。

キャリコネニュースでは「職場の理不尽すぎるエピソード」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/G1TWHA4M

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