第78回カンヌ国際映画祭「監督週間」に出品された『見はらし世代』の団塚唯我監督、主演の黒崎煌代 フランスで開催中の「第78回カンヌ国際映画祭」(5月13日〜24日)にて、団塚唯我監督による長編デビュー作『見はらし世代(英題:BRAND NEW LANDSCAPE』が、現地時間16日に公式上映された。800席を超えるクロワゼット劇場を満席にし、上映後には約7分間にわたってスタンディングオベーションが続くなど、観客から熱烈な称賛を浴びた。
カンヌでのワールドプレミアには、主演の黒崎と団塚監督が登壇。団塚監督はフランス語で「こんにちは、『見はらし世代』の監督の団塚唯我です。フランス語のタイトルは『Des Fleurs Pour Tokyo』です」とあいさつし、「日本語のあいさつを考えていませんでした」と笑いを誘った。続けて「この映画はとても個人的な実感から始まりましたが、スタッフやキャストの皆さんのおかげで、ここまで来ることができました」と感謝の言葉を述べた。