お笑いタレント劇団ひとり(48)が17日放送のカンテレ「おかべろ」(土曜午後2時28分=関西地区)に出演。2021年に開催された東京オリンピックの開会式に映像出演した際のエピソードについて振り返った。
ゲストとしてひとりが登場すると、ナインティナイン岡村隆史(54)が「いやあ、東京オリンピックお疲れさまでした」と出迎えた。
ひとりは「岡村さんだけです、あれ言ってくれるの。世間の皆さん、みんな忘れてるんですよ。もうあれ、5年前の話です」とツッコミを入れつつ「オリンピックに出てた人ですよ」と“ドヤ顔”をして笑わせた。
ひとりは開会式の映像に、スタジアムのコントロールセンターで場内の照明をイタズラするスタッフ役で出演。ひとりが「TOKYO 2020」のスタートボタンを押すと、東京タワーに照明がともるといった演出が繰り広げられた。
ひとりは「これが世界中に流れました!」と再びドヤ顔。この映像について「僕が東京中の電気を操っているっていう設定なんです。だからそれまで真っ暗。この施設って裏設定みたいなのがあって、前回の東京オリンピックの時にできた施設なんですよ。だから全部レトロでしょ? 全部アナログでしょ? というのも前回の東京オリンピックの時にできた施設で、1人だけ管理人がいた」と解説した。
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映像の撮影自体は1日で終わったが、「守秘義務みたいなのがあるんで、すごく大変。誰にも言えない。やる前に、こんな分厚い書類にサイン。英語の書類だから。どこでいつ撮影したかとかっていうのを『言ったら許さらないからね』みたいな」と、絶対に口外しないように契約していたことを明かした。
当然、「どこでバレるか分かんないから。学校で友達に行っちゃったりしたら漏れちゃうから」と家族にも打ち明けられず、「開会式中も家族に言ってなかった。自分が出るまでは」と、開会式の当日になっても黙っていた。
「でもさ、開会式って長いじゃない。だからみんな『(チャンネルを)変えたい、見たくない』って(言い出して)、『いいから見ていなさい』って…。みんな結局寝ちゃって、開会式、私1人で見てました」と、家族には自身の雄姿を見せられずに終わってしまったことを振り返っていた。
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