2025年F1第7戦エミリア・ロマーニャGP 予選トップ3のオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ジョージ・ラッセル(メルセデス) 2025年F1エミリア・ロマーニャGPの予選で、マクラーレンのオスカー・ピアストリは今季3回目のポールポジションを獲得、ランド・ノリスは4番手だった。
金曜の2回のプラクティスではピアストリがトップ、土曜FP3ではノリスが最速タイムを記録した。予選に入ると、ピアストリが優勢となった。ピアストリはQ3最後のランを、上位勢のなかでは最初に走り、トラフィックに遭いながらも、トップに。ノリスは0.292秒差の4番手にとどまった。ふたりの間にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とジョージ・ラッセル(メルセデス)が入り、フロントロウのピアストリとフェルスタッペンのタイム差はわずか0.034秒だった。
■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)FP3 2番手(1分14秒997/19周)予選 1番手(Q1=2番手1分15秒500:ソフトタイヤ/Q2=2番手1分15秒214:ソフトタイヤ/Q3=1番手1分14秒670:ソフトタイヤ)
「素晴らしいセッションだった。ディレイや赤旗、そしてタイヤ……いろいろあったね。今日はタイヤが本当に、本当に扱いにくかった。昨日の時点では皆、C6(ソフトタイヤ)はそれほど悪くないと思っていたが、今日はまさに謎だった」
「チームは素晴らしい仕事をして、マシンを良いウィンドウに収めてくれた。この週末、いくつか異なる試みをしてきた結果、予選には良い状態で臨めたと思う。良いラップを走れたよ。最終コーナーで4台ほど目の前にいたが、それでも十分なタイムを出せた。本当に、チームが成し遂げてくれた仕事には大満足だよ。明日が楽しみだ」
「(最後のアタックラップでライバルたちよりも早く)最初にコースインするのは、気乗りしなかった。先行すればスリップストリームは得られない。でも同時に、ダーティエア(前のマシンがもたらす乱流)は受けずに済むんだ。あれは確実に助けになったと思う」
「僕たちはそういう選択をした。十分なペースがあると判断して、方針を貫いた。それをチームが完璧に遂行してくれたんだ」
■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)FP3 1番手(1分14秒897/19周)予選 4番手(Q1=6番手1分15秒894:ソフトタイヤ/Q2=3番手1分15秒261:ソフトタイヤ/Q3=4番手1分14秒962:ソフトタイヤ)
「悔しい一日だった。マシンは良かっただけに、もっと上位に進めなかったのが残念だ。今夜はチームと一緒に懸命に取り組み、明日のレースで前に出るためのチャンスを作ることを目指して、戦う手段を探っていくつもりだ。レースペースは強力なはずだから、やれることはまだたくさん残っている」
[オートスポーツweb 2025年05月18日]