<陸上:セイコー・ゴールデングランプリ(GGP)>◇18日◇東京・国立競技場◇男子400メートル障害
昨年のパリオリンピック(五輪)代表の豊田兼(22=トヨタ自動車)は、9月の世界選手権東京大会の参加標準記録(48秒50)に100分の5秒届かなかった。47秒台から48秒台前半のタイムを目指してスタートから先頭で飛ばしたが、終盤に失速して48秒55で2位に終わった。
身長長195センチの大型ハードラーは、昨年6月に日本歴代3位の47秒99を記録。慶大4年生で初出場したパリ五輪は、左太もものケガの影響もあって予選敗退したが、今季は世界選手権決勝進出を目指しいる。
そのために今季は400メートルのスピード強化に取り組んできた。レース後、豊田は「悔しいですね。2番だとしても標準記録突破は目標にしていた。スタートから5台目までは47秒台ペースでいけていたが最後はちょっとばてた。8台目が少し届かず減速してしまった」。それでも「まずは参加標準記録を出した上で、47秒台を見据えたい」と前を向いた。【首藤正徳】
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