勝利したアトレティコ・マドリード[写真]=Getty Images
ラ・リーガ第37節が18日に一斉開催で行われ、アトレティコ・マドリードはベティスと対戦した。
3位アトレティコ・マドリード対6位ベティスの一戦は、10分にフリアン・アルバレスが鮮やかなFKを沈め、アトレティコ・マドリードが先制する。ゴールから約30メートル離れた位置からのキックは、壁を越えゴールに吸い込まれた。
続く39分には細かいパスをつなぎ、アレクサンダー・セルロートにチャンスが訪れるも、ベティスGKアドリアンがビッグセーブ。1対1を死守し、ベティスを救う。しかし試合を優位に進めるアトレティコ・マドリードが追加点を奪う。CKの流れからサムエル・リーノがクロスを上げ、ロビン・ル・ノルマンがヘディングシュート。GKアドリアンの手は届かず、アトレティコ・マドリードが2−0とリードを広げる。
来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得するためには勝利が絶対的条件のベティスは、ハーフタイムに3人を交代し、状況の打開を図る。
すると67分にベティスが1点を返す。ジオバニ・ロ・チェルソの柔らかいバスにパブロ・フォルナルスがアクロバティックなジャンピングボレーシュート。アトレティコ・マドリードGKヤン・オブラクは反応することはできず、スコアを2−1とする。
ベティスに流れが傾きかけていたが、次に得点を挙げたのはアトレティコ・マドリードだった。途中出場のアントワーヌ・グリーズマンがワンツーで抜け出すと、ペナルティエリア内で待ち受けていたフリアン・アルバレスへパス。フリアン・アルバレスは落ち着いてゴールを決め、この試合2点目を記録した。
迎えた後半アディショナルタイムにはアンヘル・コレアがダメ押しゴールを決める。そのまま試合は終了し、4−1でアトレティコ・マドリードが勝利を収めた。
ラ・リーガ最終節は25日に予定しており、アトレティコ・マドリードは敵地でジローナと対戦。ベティスはバレンシアをホームに迎え入れる。
【スコア】
アトレティコ・マドリード 4−1 ベティス
【得点者】
1−0 10分 フリアン・アルバレス(アトレティコ・マドリード)
2−0 45分+3分 ロビン・ル・ノルマン(アトレティコ・マドリード)
2−1 67分 パブロ・フォルナルス(ベティス)
3−1 75分 フリアン・アルバレス(アトレティコ・マドリード)
4−1 90分+6分 アンヘル・コレア(アトレティコ・マドリード)