マツコ謝罪「申し訳ない。見ている人も笑えない」村上信五も「月曜から夜ふかし」不適切編集言及

マツコ・デラックス（52）SUPER EIGHT村上信五（43）が19日放送の日本テレビ系「月曜から夜ふかし」に出演。番組の不適切なインタビュー編集について謝罪と反省の弁を述べた。

冒頭2人が登場すると、「3月24日の不適切な放送後初めてのスタジオ収録です」とテロップが表示された。マツコは来場者に「よく来てくださいました」と恐縮気味に語りかけ、村上も「複雑な気持ちになってるでしょう」と呼びかけたが、一瞬の間ができ笑いがもれた。

ここでマツコは客席に「よく来たわね、アンタたち。バカじゃないの？バカよ、あんたたち」と“逆ギレ”。村上も「何を見に来たの？」とツッコんだ。

ただマツコはすぐ真剣な表情を見せ「まあだから、申し訳ないという思いがね…いっぱいですよ。見続けてくださった方がいるわけだからさ。だって、ガチな人が答えてくれていることが面白い番組なわけじゃない。見ている人も笑えないよね」と謝罪。村上も神妙な様子で「全部そうやん、って思ってしまうやんか」と同調した。

マツコは「私らもいけないしね。V（TR）見ながら『こんなんじゃダメだ』みたいに言うわけじゃん。反省もすごいあるのよ」と続けた。最後は自虐的に「ずっと心理テストだけやってるか。うちらは心理テストで、変なアプリで顔を改造して、食べ物のランキングを」と笑わせると、画面は暗転。「皆様に信頼していただき、今後も楽しんでいただけるよう努めてまいります」とテロップが表示された。

同番組は3月24日の放送で、街頭インタビューを行った女性が中国では飛んでいるカラスをあまり見かけないと日本語で語った言葉を、カラスをよく食べるという文脈で話したかのように放送し、のちに制作スタッフが意図的に編集していたものだったことを認め、謝罪。放送倫理・番組向上機構（BPO）の放送倫理検証委員会で放送倫理違反の疑いがあるとして審理入りする事態にもなっていた。一時は街頭インタビュー企画が中止されていたが、今月12日に再開を発表した。