
30歳ぐらいになって、仕事やキャリアに対する考え方が変わったという人も多いのではないだろうか。投稿を寄せた30代の女性(企画・マーケティング・経営・管理職/年収600万円)は、こう語る。
「仕事ができる人は20代でもできるし、できない人は40代でもどうしようもない。ただ、仕事ができてきちんと経験を糧に出来ている人は一流」
一緒に働く人を見ていて、そう感じる場面が多々あるのかもしれない。(文:篠原みつき)
「些細な失敗でも詰められる」40代男性が感じる変化
一方、大阪府の40代男性(営業/年収500万円)は、30歳を過ぎてからの変化をこう挙げた。
|
|
「大目に見てもらうことが、20代よりも少なくなったこと。些細な失敗でも詰められた。また、気力がなくなってきたこと」
若い頃は許されたかもしれないミスも、年齢とともに許容されにくくなるという厳しい現実だ。体力と気力の衰えも、仕事への向き合い方に影響を与えている様子がうかがえる。
また、転職してキャリアコンサルタントとして働いているという東京都の30代女性の気付きは、こうだ。
「上司も自分のことで精一杯」
「人間力がキャリアを作る。人間力に勝るキャリアなし」
「上には上がある」
「視野の狭さや自己顕示は恥」
こうした考えは、「さまざまなキャリアの相談に乗り、さまざまな理由での転職を見てきたこと、企業様の印象についてもフィードバックを頂戴してきたことから」実感した言葉であるらしい。やはり30歳を過ぎた頃は、仕事のシビアな現実や本当に大切なものに気付かされる時期なのだろう。
|
|
※キャリコネニュースでは「30歳を過ぎてわかったこと」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから。 https://questant.jp/q/M76YBJ2E