ASUSがROG新製品を披露 Thunderbolt 5対応eGPUドックやスーパーTN液晶、スプリットキーボードなど

0

2025年05月22日 13:51  ITmedia PC USER

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ITmedia PC USER

COMPUTEX TAIPEI 2025に開催に合わせて行われたプレス向けイベント「ROG Media Day」は、台北にあるASUSTeK Computerの本社で行われた

 ASUSTeKは5月19日、台湾本社でゲーミングブランド「ROG」シリーズの新製品を報道陣向けに披露した。豪胆スタイルのThunderbolt 5対応外付けeGPUドックや、スプリットデザインのゲーミングキーボード、リフレッシュレート610HzのスーパーTN液晶など注目製品を速報しよう。


【その他の画像】


 なお、今回新たに披露された製品群は、全てグローバルでの発表で、日本市場での正式リリースは未定。追って情報があるだろう。


●48gの超軽量ゲーミングマウス「ROG HARPE II ACE」


 「ROG HARPE II ACE」は、VALORANT 2023のチャンピオンであるDEMON1氏とのコラボレーションによって開発された超軽量ゲーミングマウスだ。シェル素材にバイオナイロン(Bio-Based Nylon)を採用し、約48gという超軽量ボディーを実現している。


●スプリットデザインの75%キーボード「ROG FALCATA」


 「ROG FALCATA」は、スプリットデザインを採用し、多様なスタイルで運用できるゲーミングキーボードだ。メカニカルスイッチに0.01mmの精度を持つ「ROG HFX V2」マグネットスイッチを搭載しており、アクチュエートポイントの調整にも対応している。


●リフレッシュレート610HzのスーパーTN液晶ディスプレイ「ROG STRIX ACE XG248Q5G」


 「ROG STRIX ACE XG248Q5G」は、スーパーTNパネルを採用した24.1型液晶ディスプレイだ。解像度は1920×1080ピクセルで、リフレッシュレート610Hz、応答速度は0.1ms、入力ラグは0.8msという高速表示を誇る。色域も広く、DCI-P3を90%カバーするという。スタンドの占有面積を最小限に抑えた省スペース設計も特徴となっている。


\^デタッチャブルコネクターで互換性がアップしたBTF Editionの最新作


●デタッチャブルコネクターで互換性がアップしたBTF Editionの最新作


 完全裏配線を実現するBTFシリーズからは、新しいグラフィックスカードとして「ROG ASTRAL NVIDIA GeForce RTX 5090 BTF EDITION」と「TUF NVIDIA GeForce RTX 5070 TI BTF WHITE EDITION」の2製品が披露された。


 完全裏配線を実現するため、BTF Editionのグラフィックスカードは、電源コネクターを搭載せず、PCI Expressインタフェース側に追加のエッジ電源コネクター(GC-HPWR)を装備していたが、これによりBTF Editionのグラフィックスカードは、BTFマザーボードでしか使えないという課題があった。


 新製品では、GC-HPWRを着脱できるようにし、レガシーな電源コネクターも装備し、BTFマザーボードでも通常のマザーボードでも使えるようになっている。同社はこの仕様を「BTF 2.5」と呼んで従来品と区別している。


●豪胆スタイルのThunderbolt 5対応外付けeGPUドック「ROG XG STATION 3」


 「ROG XG STATION 3」は、デスクトップPC向けのグラフィックスカードを剥き出しのまま搭載するという大胆なスタイルの外付けeGPUドックだ。インタフェースは最大80Gbpsでの双方向通信ができるThunderbolt 5に対応している。


 Thunderbolt 3対応ドックに比べて実効パフォーマンスが向上しており、デスクトップPC向けグラフィックスカード本来のPCI Express 5.0 x16接続時に近いパフォーマンスを発揮できるという。


 利用できるのはBTF Editionのグラフィックスカードで、別途電源ケーブルが不要なBTF Editionならではのメリットが生かされている。


●DOOMの世界観をフィーチャーしたコラボモデル「ROG ASTRAL RTX 5080 DOOM EDITION」


 「ROG ASTRAL RTX 5080 DOOM EDITION」は、先日発売されたDOOMシリーズの新作ゲーム「DOOM:The Dark Ages」とのコラボグラフィックスカードだ。DOOM:The Dark Agesの世界観をフィーチャーしたカスタム仕様のGPUクーラーを装備している。GPUクーラーカバーにプリントした程度ではなく、ファンやヒートシンクなど細かい部分までカスタムされており、かなりインパクトのある仕上がりとなっている。


●ローカルLMトレーニング環境を手軽に構築できる「Multi-LM Tuner」


 「Multi-LM Tuner」はASUSのグラフィックスカードに新たにバンドルされるユーティリティーとなっている。LM(言語モデル)のローカルトレーニング環境を簡単にセットアップできるという。Phi-3なLlama 2、Llama 3などメジャーな言語モデルに対応している。



    ランキングIT・インターネット

    前日のランキングへ

    ニュース設定